amaranth

1. アマランス。
2. 伝説上の不死の花。

圧縮と拡散(望遠と広角)

2021年02月22日 | 写真
デジタルカメラも使うようになって、久しく縁の無かった望遠レンズと広角レンズも導入してみた。
50mm標準域のレンズはライカの単焦点一択だったが、望遠レンズと広角レンズはそれぞれパナソニックの純正ラインナップからズームレンズを選んだ。望遠ズームは70-200mm/F4、広角ズームは16-35mm/F4の二本立てだ。
なぜズームレンズにしたかというと、被写体への距離を変えられない場合でも任意に画角を変えることによって構図を決められる柔軟さが魅力だったからだ。なおカメラがミラーレスでファインダーがEVFであるため開放F値は4で全く問題無い。そのお陰で小さく軽いレンズで出掛けられるというメリットを存分に享受できている。周りの邪魔にならない小さなカメラバッグに全ての機材を入れて持ち歩くことができるのは本当に便利だし、ありがたい。

葉山町森戸海岸より。200mm相当で撮った富士山と江の島の親子ペア。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Panasonic LUMIX S PRO 70-200mm/F4 O.I.S.>
200mmという画角は35年以上前に横田基地で戦闘機や輸送機を撮りまくっていた時以来なのでとても新鮮。画像が小さいので分かりづらいが、距離の全く違う富士山と江の島がすぐ前後に存在するかのような圧縮効果がとても楽しい。

武蔵野市吉祥寺駅にて。16mm相当で撮った駅前ロータリー。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Panasonic LUMIX S PRO 16-35mm/F4>
24mmより短い超広角レンズの世界ってどんなものなんだろうと初めて体験した1枚だったんだけど、想像以上にたくさんの物が写り込んできてこれまた楽しい。

八王子市小山内裏公園より。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Panasonic LUMIX S PRO 70-200mm/F4 O.I.S.>
夕暮れの山並みと街の鉄塔のコンビネーションを望遠端近くの画角で周りの余計なものを排除して撮ってみた。望遠ズームって便利だなあ。

しかしなんだかんだで50㎜標準レンズの素直な画角と遠近感が一番好きかもしれない。ドラマチックな効果も何も無いつまらない写真になってしまいがちだが、それでいいんじゃないかな^^

逗子市逗子海岸より。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>
夕暮れのグラデーションを撮ってみる。これまた画像が小さくて分かりづらいが、波打ち際に夕暮れのオレンジ色が反射して縁取りみたいになっているのだ。

藤沢市鵠沼海岸にて。いかにも50mmの見たまんま超普通の写真。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>

夜の写真など

2021年02月06日 | 写真
今日は試しにデジカメ(S5&APO-SUMMICRON-SL 2/50)で夜の江の島を撮ってみた。
結論から言うととても楽!ほんと楽!手持ちでこんなに楽にちゃんとした写真が撮れるなんて凄いの一言。これは本当に便利だ^^
しかも画像ファイルはパソコンやタブレットなどのモニターで見る、すなわち透過光での鑑賞になる為、リバーサルフィルムの鑑賞とよく似ている気がした。(当たり前のことなのかもしれないけど、これまで気が付かなかった…)

下に挙げている写真は以前なら三脚を立てないと撮れなかった例。(写真は全てRAWから無調整で現像してます。ブログ用にリサイズはしてますが)


<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>


<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>


<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>


<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>
↑特にこれなんかは道が狭い上に人の往来がある為に三脚を立てることができず以前に断念したカット。デジタルでリベンジできて嬉しい。

しかしどうしてもシャッター速度との兼ね合いで絞りが開放気味になってしまうので、ちゃんと絞り込んで撮りたい時は三脚の出番だろうなとも思った。やはり三脚は偉大だ。

それからS5のオートフォーカスは意外とアホというかこちらの意図を汲み取ってくれないので(当たり前か;;)、マニュアルでピント合わせした例も挙げておく。
こちらは夜の江の島ではなく昼の湘南エリアで、天気も良く最高のドライブ日和だった。人も少なく、クソコロナの心配は無かったことも付け加えておく。
なお夜の江の島の写真はほとんどマニュアルフォーカスで撮っている。

城ヶ島にて、ミニ灯台。中の電球にピントを合わせている。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>

城ヶ島にて、本物の灯台。奥の灯台にピントを合わせている。こういう時、手前の葉っぱにフォーカスがいっちゃうんだよなあ。そういうもんなのか。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>

森戸海岸にて。手すりの影にピントを合わせている。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>

七里ヶ浜にて。炎にピントを合わせている。

<Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica APO-SUMMICRON-SL f2/50mm ASPH.>