虹の彼方に ~ over the rainbow ~

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蒼井 優 さんと、実写映画 『 蟲師 』

2008-08-31 07:00:46 | Yu Aoi

  
私が、「 蒼井優 」という女優さんを、はじめて知ったのは、

映画関係の雑誌の表紙を飾ったのを、見た時です。

映画 『 ニライカナイからの手紙 』と、 蒼井 優 さんの特集を、

組んでいた雑誌でした。




私の住んでいるところでは、見慣れない、石垣のある屋根の低い、

一風変わった造りの家の、南国風の民家が、立ち並んでいる、

白い砂で覆われた道に、すらっと、真っすぐな姿勢で、佇んでいる、

長い黒髪の美しい少女だなあ…、と思ったのが、最初の印象で、

不思議と、心に残っていました




「 この女優さん、今、注目されているんだなあ。どんなお芝居をする

人なんだろう 」と、しぜんと興味を持ちました




私が、尊敬している、もうひとりの俳優さんは、オダギリジョーさんです。

少し前に、その特異な世界を描いて、大ヒットした漫画界に限らず、

いろんなところで、注目を浴びていた、『 蟲師 』 という物語が、

大友監督によって、実写で映画化される、ということを知り、

この映画に、オダギリさんが主演する、ということで、

かなり興味を、持っていました。


私は、その時は、原作 『 蟲師 』 は、読んでいませんでした。

全くわからない状態で、何の先入観もなく、

実写映画 『 蟲師 』 を、見たかったのです。できれば映画館で…。


私の願いが、叶い、映画館で見ることができました !!

( 私を、理解してしてくれて、子供たちを快く預かってくれた、

私の “ サポーター ” に、感謝したいと思います。ありがとう~ ! )




実写映画 『 蟲師 』 は、ぜひ映画館で!

絶対見るべきだと、思います !!


とにかく、スケールの大きい、壮大で美しい映像が展開されていくので、

その場で、臨場感たっぷりの、不思議な現象を、登場人物と一緒になって、

「 体験する 」ことができました !!




ギンコと虹郎の、“対比の関係”も、それぞれの役を、際立たせる

役割になっていて、おもしろく、また、2人の俳優さんが、

それぞれの役に、ぴったりはまっていて、素晴らしかったです




ギンコのような人が、現代も、存在していてくれたら…と願ったもの

です…  




でも、ギンコも、また、

「 ひとところに、とどまることができず、

一生、放浪しなければならない運命 」

にあり、人の不治の病を、治しては、

自身の命を、削って生きていく、という、自己犠牲的なヒーロー像が、

実は、今のこの時代に、求められている、真のヒーローなのでは

ないでしょうか…




ギンコが、唯一、その心を癒すことのできた、淡幽との、つかの間の

再会は、似たような運命を、生きている、お互いだからこそ、

わかりあえる信頼関係と、同時に、切なくて、淡い恋心も、2人にとっては、

同じような星のもとに、生まれた、運命の定めに、従い、すでに覚悟を、

決めているかのようで、とても、切なくて、儚い出会いに、

涙したものです…


遠くに、海の見える、丘の上で、つかの間の、2人だけのひとときを、

過ごす、という、おだやかで、美しい場面が、この映画で、

私の大好きな場面の一つです


生まれつき、足の不自由な淡幽を、ギンコが、皆には内緒で、この丘へ

連れ出すのです。久々に遠出をし、淡い想いを寄せているギンコの、

そばにいられる喜びを、少女らしい、生き生きとした笑顔から、感じられ、

とても印象的でした


その美しい人への、想いを隠しつつも、淡幽を見つめる、ギンコの目には、

その姿を、まだ、見えるこの目に、記憶しておかなければ、という、

密かな熱い想いが、表れていて…


とても切なくて、美しい場面でした…




淡幽を演じる、蒼井優さんの、無邪気な笑顔と、はつらつとした姿が、

眩しいほど、輝いていましたね…




原作を知らなかった、私にとって、

「 ギンコ 」というと、オダギリジョーさんなのです。

「 虹郎 」というと、大森南朗さんだし、

「 淡幽 」というと、蒼井優さんなのです




読んでくれて、ありがとうです

それでは、また。。。


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