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河瀬直美監督作品の ' 97年の映画 『 萌の朱雀 』
を、レンタルして、家で、見ました。
日本には、まだ、こんなに、美しい自然が、残っていたのですね。
そこに、暮らす人々も、みな、心があたたかくて、
山も、森も、木も、人も、すべてが、生き生きと感じられて、
美しかったのが、すごく印象に、残っています
15年もの月日が、経つと、そこに、暮らす人々は、姿を変えて、
時の流れに、逆らうことはできずに、みな、ある「選択」を、
せまられるのです…。
ありのままの姿で、そこに「生きている」ような、國村準さんをはじめ、
役者さんたちが、リアルで、本当に、そこに、暮らしているようで、
その表情や、佇まいを、見ているだけで、伝わってくるものがあり、
素晴らしかったです!みなさん、素敵な人たちばかりで …
かまどで、ご飯を炊いている、薪の炎が、赤々と燃えていて、
湯気のたちこめる、土間が、とても、懐かしくて、
“中廊下”のある、田舎作りの家が、
「 かつての、美しい日本の文化 」
であったことを、思い起こさせてくれました
そして、今は、もうない、私が、幼い頃、お盆に、母に連れられて、
過ごした、母の田舎の家を、思い出しました。
そこには、もう、ずっと、昔に、亡くなった、
私の大好きなおばあちゃんも、まだ、元気に、暮らしていました。
近所の人々も、みな、心のあたたかい人たちばかりでした
でも、そこに、暮らすことが、できなくなってしまう人々が、
いるということも、事実で …
私や、子供たちも、ある意味、そうなるのかな …
美しい自然と、そこに、暮らす人々に、魅了された、反面、
厳しい現実も、待っていて … 自分の過去の記憶とも、重なり、
複雑な思いが、残った、映画でした。
この映画が、近年、稀に見る、素晴らしい作品である、
ということを、確信しました !!
読んでくれて、ありがとうです
それでは、また。。。
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