火龍果の森

孔雀仙人掌、月下美人、火龍果、シャコバ、イースター等、主に森林性サボテンの栽培記録(検索機能で気になる仙人掌をどうぞ)

火龍果の森ができた理由 (3)

2011-11-04 23:21:24 | 火龍果の森誕生記
昨日は、火龍果(ドラゴン・フルーツ)の試食記事でしたが
この「ドラゴン・フルーツ」のルーツには二系統あります
そんなところまで、書き進めたいところです

前回、交配して、実を採って、種を蒔いて
そんなところまでを書いたのですが
種を採るために、実を割って取り出します(当然ですが)
その時に、果汁が手に付き、癖でぺロリ!
なんと、甘かったのです

これはっ!
サボテンの実を、ジャムにする話は知っていましたが
本当に甘いんだっ!

そのころは、夢が膨らむばかりで
今でも、密かに挑戦を続けている
「青い花のサボテン」
そこに、
「食べるサボテン」
が加わりました

2003年に、二回沖縄に訪問する機会がありました
実物は見たことがありませんでしたが
沖縄では、「ドラゴン・フルーツ」と呼ばれるサボテンがある
あくまで、本での知識でしかなく
その実態は、全く判っていませんでした

3月、プライベートで沖縄へ
ネットで調べることも思いつかず
植物園などを、あちらこちら訪ね歩きました
成木は結構見たんですが、苗が無い!

最終日前日、見つけました
なんと、ホームセンターにあったのです
しかも、太い茎がゴロンゴロンと積んでありました
太いし、長い(一本が50cmくらい)
持ち帰るのも大変と、送りましたが
送料の方が、苗の値段より高かった(笑)

そして、その秋
今度は、お付き合いの関係で、再度沖縄へ
今度は、しっかりネットで調べて
ルート上近くの生産者に連絡

当日は、半日単独行動をさせていただいて
やっと「ドラゴン・フルーツ」の実と対面できました
そちらで、三種類の苗(赤不親和、赤親和、イエローピタヤ)
を分けていただいたのですが
赤肉果も、白肉果も試食させていただいて
長野県で、栽培をしたい旨話したところ
自分の農場や、仲間の農場やらを案内していただき
地植えではありましたが、実際の栽培現地を見させていただき
栽培上の注意点などまで教えていただきました

これが、ルーツの一つ沖縄編です
もう一つのルーツは、というと
その数年後、地元のH・Cで購入(赤肉果)


さらに続きます