あにまる うぉーく

鞍手ワンズレスキューの里親さま応援して下さった方々の交流の場としてスタートしたこのブログです

バクに会いに

2009-07-18 01:43:50 | 幸せの報告
知人のところに バクというラブラドールがやってきた
彼の住む屋久島の家には 猫ちゃん3頭がいる
1頭は片目をつぶされていたが
とてもなつっこい可愛い子猫ちゃんである
珍しい鶏2羽と 奥様が一人
手作りの家に暮らしていた
この家の子になって間もないのに
皆と仲良く暮らしていた
バクに会うことができて
嬉しかった 意味もなく涙が出そうになった



 彼の日記から

昨日は我が家の子に成る「バク」との初対面。

その為に東京から伊豆までの小旅行。

[縁]と言うのは人と人とだけに在るのでは
無いのを、つくづく感じた。


紆余曲折は在ったものの、

茨城からボランティアの人が、伊豆まで運んでくれた犬が、鹿児島県屋久島の
住人に成るのに、各地の様々な人々が無償で関わる。

それは単に「好き」だけでは片づけられない、様々な気働きと実際の距離在る働き。


思い付きでは無いものの、一人の屋久島人の

「ラブラドールが欲しい。しかも出来れば保護犬が‥。」と好むリクエストで、
間もなく安楽死される犬が救われるのなら‥と、

多くの想いと多くの人手とガソリン代や餌代の持ちだしの連携プレーで実現した、

これはある種、「奇跡なのだ!」



初め、マイミクで[迷い犬保護]にずっと関わって居る方から、

「来週処分されるラブラドールが居て、しかも割と若い犬の様です‥。」
とのメールが来、その晩私が、「良ければ欲しい」旨の返信をした。

所が、情報の交錯で、実は翌朝処分の予定だったのだ。

知らなかったものの、私が即日返事出来たので、彼は助かった。


又、順番として、
譲渡前には犬との相性や好みを見、再び孤児と成る事の無い様、
必ず面会の必要があると言う。

そこでは18日の、ちょいと遠方の治療が翌月に延びた為、
伊豆へ行ける時間がまず、出来た。

そして東京からの帰路は、飛行機で
鹿児島直行便を事前購入して居た。

その為、その手荷物扱いの5000円のみで、大型犬搬送が一緒に出来た。

さらに今回は軽ワンボックスの車検と、店の建築資材の購入とで、
車ごと鹿児島に渡って来た。

だから最後の海路も車に彼を積んだまま、楽に帰れる。


とまあ、全てが
その子が屋久島の我が家の家族に成る為の、てはずが整って来ていた。

と、そんな状況だったのだ‥!



『ラブ』は、散歩も主人の速度と供にピッタリと寄り添い邪魔もせず、

車には自分から乗って、中では大人しいし、

無駄吠えはしないし、

きれいな「鹿毛」で病気・怪我も無く、

虐待経験が無いらしく、人間が大好きだし、


と、まるで理想的なラブラドール君なのだ!


そして私は何より、
彼と、家から5分のきれいな[マイ海]で一緒に泳ぐのを楽しみにしている。

排気ガスも騒音も電磁波も、殆ど無い森の我が家での幸せな日々が、

あわや殺される淵から天国の生活にと、
180度転換された運命を背負ったこの犬「バク」の、最後の家族に成る為の旅として、

私がこれを書く、一般席の下の貨物室で、


不安と期待が混じった複雑な顔で
地上に降り立つ瞬間を待って居るに違いない‥。



皆様の好意で一つの大きな命が救われ、


私も素敵な家族が増えて、幸せを味わえて
います。


人も天も、有り難う御座います‥!
 何千年かのスギの切り株に生まれた命に

バク君の命が重なって見えた
      
仕事のついでに 屋久島へ導いていただきました 

バクにも会えたし 
      
気になっていた親子にも会うことができた 

皆がとても幸せに暮らしていることが
      
たまらなく嬉しかった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする