先日、介護の仕事で「バリデーション」セミナーを受講してきました。
認知介護の仕事でこういうことを実際に技法として使えるってほんとに素晴らしいことだと思います。
いい時代になってきたなぁとつくづく思います。
バリデーションとは
バリデーションとは、認知症のお年寄りとコミュニケーションを行なうための方法です。バリデーションを
用いることにより、声を荒げたり、非難したり、同じ動作を繰り返すという認知症の症状を緩和できます。
認知症の方がバリデーションを通じて、自分もまだ価値があると思う気持ちや幸福だと感じられることが
増してくると、たびたびその行動にはっきりとした良い変化があらわれます。
バリデーションによって介護をする方とお年寄りの信頼関係が高まり、身体的、社会的機能が改善される
ことで、植物状態へ移行することを防ぐことができます。
介護をする方も、バリデーションを用いることによりストレスを感じることが少なくなり、疲労度も減り、
認知症の方とのコミュニケーションが楽しくなってきます。
なごみケアより抜粋
認知症の方に興味があり、介護の仕事をして14年ほど経ちますが、ようやく世の中が、外側の認知症状よりも、内側の感情に焦点を当てる事に気がつき始めてきているなぁと実感しています。
本当は当たり前の事なんですがね
認知症の方って、さっきのことや、家族のことを忘れたり、文字も読めなくなったり書けなくなったり物事を認知出来なくなります。それは外側の症状です。
認知症の方って、直ぐに忘れてしまうけれども、快、不快の感情は忘れないで残っています。
介護する側は、拒否があったり、大声を出されたり、嫌われたりすると、とてもストレスがかかります。
どうにか、拒否なく行動していただくためにあの手この手を使ったりしますが、下手な嘘は見抜かれてしまって、やっぱり上手くいきません。
感情はとても敏感で、心と口や行動が一致しないと嘘がバレてしまって信頼関係が崩れてしまいます。
私、あの人嫌い…って平気で言われます。そう言われると、仕事とは言えども凹みます。
介護する側は一生懸命やっているのですが、信頼関係がないとうまくいきません。
相手の心の中に入っていき、相手の心に寄り添う介護。
まず、介護側のこころの安定。センタリングをする。自分の感情が隔たっていたら感情を読み取られてしまいます。信頼関係が保たれません。
雑念を払って、自分の感情をしばらく置いておいて相手の感情に集中する。
否定をしない。受容する。目と目を合わせる。タッチング。共感して感情を表に出す手助けをする。
信頼関係が出来るととてもスムーズにいきます。タイミングもよく、何をして欲しいのか、何を感じているのかがよくわかります。
認知症介護の世界でこういう事が話せることが、とても嬉しいです。
スピリチュアルを学び、今まで相手の心の風景のなかで仕事をしてきて間違いはなかったなぁと思います。
バリデーションを使って仕事をする事は、自分のこころの成長に繋がる事なんやなぁと思いました。
認知介護の仕事でこういうことを実際に技法として使えるってほんとに素晴らしいことだと思います。
いい時代になってきたなぁとつくづく思います。
バリデーションとは
バリデーションとは、認知症のお年寄りとコミュニケーションを行なうための方法です。バリデーションを
用いることにより、声を荒げたり、非難したり、同じ動作を繰り返すという認知症の症状を緩和できます。
認知症の方がバリデーションを通じて、自分もまだ価値があると思う気持ちや幸福だと感じられることが
増してくると、たびたびその行動にはっきりとした良い変化があらわれます。
バリデーションによって介護をする方とお年寄りの信頼関係が高まり、身体的、社会的機能が改善される
ことで、植物状態へ移行することを防ぐことができます。
介護をする方も、バリデーションを用いることによりストレスを感じることが少なくなり、疲労度も減り、
認知症の方とのコミュニケーションが楽しくなってきます。
なごみケアより抜粋
認知症の方に興味があり、介護の仕事をして14年ほど経ちますが、ようやく世の中が、外側の認知症状よりも、内側の感情に焦点を当てる事に気がつき始めてきているなぁと実感しています。
本当は当たり前の事なんですがね
認知症の方って、さっきのことや、家族のことを忘れたり、文字も読めなくなったり書けなくなったり物事を認知出来なくなります。それは外側の症状です。
認知症の方って、直ぐに忘れてしまうけれども、快、不快の感情は忘れないで残っています。
介護する側は、拒否があったり、大声を出されたり、嫌われたりすると、とてもストレスがかかります。
どうにか、拒否なく行動していただくためにあの手この手を使ったりしますが、下手な嘘は見抜かれてしまって、やっぱり上手くいきません。
感情はとても敏感で、心と口や行動が一致しないと嘘がバレてしまって信頼関係が崩れてしまいます。
私、あの人嫌い…って平気で言われます。そう言われると、仕事とは言えども凹みます。
介護する側は一生懸命やっているのですが、信頼関係がないとうまくいきません。
相手の心の中に入っていき、相手の心に寄り添う介護。
まず、介護側のこころの安定。センタリングをする。自分の感情が隔たっていたら感情を読み取られてしまいます。信頼関係が保たれません。
雑念を払って、自分の感情をしばらく置いておいて相手の感情に集中する。
否定をしない。受容する。目と目を合わせる。タッチング。共感して感情を表に出す手助けをする。
信頼関係が出来るととてもスムーズにいきます。タイミングもよく、何をして欲しいのか、何を感じているのかがよくわかります。
認知症介護の世界でこういう事が話せることが、とても嬉しいです。
スピリチュアルを学び、今まで相手の心の風景のなかで仕事をしてきて間違いはなかったなぁと思います。
バリデーションを使って仕事をする事は、自分のこころの成長に繋がる事なんやなぁと思いました。