幸せに成る為の学び舎★不安・・誰もが持っている・何故?何処から?
◎ 人は、誰もが何時も心に不安を抱えている。・・・何故?何処から?何時頃から・・・・・?
誰もが羨むほどの頂点に立ち、不動の幸せを勝ち取った人生を歩む人さえも、常に心に不安を抱いている。
■不安を消しさり安らぎを得る事が出来たら、どれだけ人生は楽で幸せなんだろうか?
今日は、不安からの心の開放を少し、してみましょう。そして、ちょっとだけ楽になりましょう。
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■ 第3回目授業・・・不安のルーツ
先ずは、何時頃から、どんな理由で、何故、人間が不安を抱え込む(持つ)様になったかの根源を探ってみる為に、人間がまだ原始人と呼ばれる頃に遡ってみましょう。
おさらい・・第1回目授業をお読みの方は、ブルーの活字は省いて下さい。
第1回授業でお話をしましたが、その頃の人間は、哺乳類の中では肉体的に一番、弱い存在でした。ライオンや豹などの肉食動物の様に、鋭い牙も腕力も脚力も無く、草食動物の様に危険を察知する鋭い聴力や視力も、早くに逃げる脚力も無く、かと言って猿の様に、木の上で器用に餌を確保し機敏に木から木へ飛び回る能力も無い猿にも劣る肉体的存在で、暗い洞穴で危険から身を守り肩を寄せ合い協力をし助け合って、生きていました。
食べる事、そして生き抜くこと、子孫の継続(子育て)をする。これは、基本的な動植物の与えられた本能(定め)で有りますが、人間もまた、その事に尽きる存在です。
しかしながら、生きる為の食糧確保は人間にとって大変で、大地では危険を抱え、木の上では猿に先を越され、本当に惨め悲惨・・・としか言えない状況の中、地面から根(芋)類を掘り起こし、草木の種を拾い集め、熟して落ちた果物・木の実を拾い集め、洞穴に持ち帰り、皆で、分かち合い食べていました。ほとんど拾い食い状態と言えたでしょう。
進歩
やがて、生き抜く為の食糧確保にも知恵が付き進歩し、猿に先を越されない様に、木に登り木を揺らし実を一気に沢山落とし、下で拾い集め、葉に包み持ち帰る。人間は共同作業で、沢山の食糧を確保する様になりました。
多くの食糧は、一度には食べ切れない。木の実や種子類など腐らない物は日持ちがしました。保存・・・の始まりです。
保存には、メリットが色々と有りました。危険にさらされ食糧確保をする時間も短縮され、お天気にも左右されず、お腹が減れば何時でも食べられる。人は、心安らかに成れたのでした。安心・・・の始まりです。
物事は、相対性の法則で成り立っています。安心が有れば、不安が存在します。やがて、保管の食料が無くなる又は減ると、人は不安に成ってしまう事となりました。不安・・の始まりです。
食糧と安心を得る為に、懸命に確保する・・。溜め込む。減る。不安に成る。不安に成らない為に、もっと確保する。益々、食糧確保と保存の行為はエスカレートし限が無く成ります。欲・・・の始まりです。欲には限りが有りません。
現在で言えば、生きる為に働く、そしてお金を稼ぎ溜め込む。お金は、食糧は勿論、大方の物が手に入ります。資産も家もお金で得る事が出来ますから、確保する保存する行為に当たるでしょう。
昨年、起きた東日本大震災の時、大丈夫だと理屈では解っていながら、食品を買い込み溜め込んだ行為が有りました。災害の不安に際し、人間の本能が浮上したケースだと言えるでしょう。買い込む事で、不安は安心へと変わった事でしょう。
不安と安心・・その相対性の中で、生まれた限り無い欲望は、人間社会と共に複雑化し繁栄した末に、この世の輪廻と調和を壊す事となりました。(輪廻と調和については、第2回目授業に記載)
凡人には凡人の不安が有るけれども、名誉や地位や資産の多くを欲(確保)する者は、我々から見れば羨ましくも有り、不安など無かろうと推察出来るが、大きな安心を得た者は、失う不安も大きい。失う事の恐れ不安は底知れないだろう。
何も欲しなければ、それはそれで不安のみが付き纏ってしまう。生きるに当たっては、シンプルに、ほど良く欲する事が肝要であろうかと思います。そうすれば、ゆったりとした安らかな時間・心魂を少しは、保つ事が出来るでしょう。程よい足りるを知る事です。
そしてもう一つ、不安を少なくするには、良き人間関係の維持が必要です。原始時代から人は支えあって生きてきたのですから。
好きな人達や愛する人達・大切な人達が周りに居ると、人は安心をするものです
あなたの周りには、そう言った方が居ますか?。居るならば、今日は、笑顔で有難う・・・を言ってみませんか?
もし、誰も居ない人は、早速、今日から作りましょう。こんにちは!。おはよう御座います!。良い天気ですね・・。そんな言葉の一歩から、歩み寄りを始めましょう。
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