川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

9/25(金) 選び来し何百何千分かれ道

2020-09-25 | 川柳

今日の川柳

 

幻滅の学び舎コロナ炙り出し

げんめつのまなびやころなあぶりだし

 

全国の大学では、コロナ禍で対面式の普通の授業がなくなってしまった。

替わってリモートと授業がおお流行り。

学生の多くはゲンナリとしているという。

一方リモート授業でも生き生きと学習している学生もいる。

リモート授業でも学生を引き付ける工夫、努力している大学もあるらしい。

一方で、おざなりのリモート授業をしている大学も多いらしい。

 

 

馬でなし人は老いれば道忘れ

うまでなしひとはおいればみちわすれ

 

年老いても馬は歩いたことのある道は忘れないという。

一方、我々人間は・・・・・。

 

 

選び来し何百何千分かれ道

えらびきしなんびゃくなんぜんわかれみち

 

人生の体験的実感。

今の自分は生を授かって以来、数えきれないほどの分かれ道に出会ってきた。

そして今も次から次へと目の前には分岐が続いているのだ。

人生は選択の連続だ。

 

 

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9/24(木) 温暖化彼岸をしっかり覚えてる

2020-09-24 | 川柳

 

今日の川柳

 

温暖化彼岸をしっかり覚えてる

おんだんかひがんをしっかりおぼえてる

 

急に冷え込んでました。

 

ラーメン店麺は少なめ寄る歳

らーめんてんめんはすくなめよるよわい

 

近所に40年来、ひいきにしている中華料理店がある。

小生の定番は味噌ラーメン。

信州みそをつかっており美味。

ただ最近は麺の量を少なめにしてもらっている。

 

横浜もいいが秋田ぞがんばっぺ

よこはまもいいがあきたぞがんばっぺ

 

この際政治を離れて生まれ故郷をもっと大事にされたら。

 

 

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9/23(水)  金一封こなくて久しい敬老の日

2020-09-23 | 川柳

今日の川柳

 

愛おしくまた狂おしい第九番

いとおしくまたくるおしくだいくばん

 

複雑な恋愛感情。

ベートーベン最後の交響曲。

なんでもこれまた永遠の恋人がいたらしく、彼女への想いの丈がこめられているという。

 

金一封こなくて久しい敬老の日

きんいっぷうなくてひさしいけいろうのひ

 

九十八歳になる母。

かつて若い(?)頃は、当日町内会から金一封がいただけたという。

今年は特別な年、コロナ禍の最中、元気でいてほしいと金一封を待っていたが・・。

 

 

怠け癖補い余るオンライン

なまけぐせうおぎないあまるおんらいん

 

PCは怠け者がいるからこそ進化する。

オンライン、結構な用事を家にいてかなり熟せる時代になった。

 

 

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9/22(火) 空の旅マスク外して当て外れ

2020-09-22 | 川柳

 

今日の川柳

 

顔借りて顧問料とやらあのジャパン

かおかしてこもんりょうとやらあのじゃぱん

 

悪徳を重ね今日に至る。

 

 

敬老の日構っちゃおれぬ数となり

けいろうのひかまっちゃおれぬかずとなり

 

 

まぎもなく小生もその一人

 

 

空の旅マスク外して当て外れ

そらのたびますくはずしてあてはずれ

 

固い信念を持っているようなないような、困ったお方。

 

 

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9/21(月) 蜜柑の木ハイビスカスも時に咲き

2020-09-21 | 川柳

 

今日の川柳

 

青あざを見ぬふりをして孫迎え

あおあざをみぬふりをしてまごむかえ

 

青あざを顔面につくり心配していた孫

この連休、めげずに名古屋から遊びにやってきた。

 

 

一強やノンポリおばさん目覚めさせ

いっきょうやのんぽりおばさんめざめさせ

                      朝日新聞(2020/9/17付)

 

疑心暗鬼、フェイクな言動に惑わされ前政権にすっかり嫌気をさしたご婦人。

全国紙に「お陰で政治に目覚めました」と投書。

 

 

蜜柑の木ハイビスカスも時に咲き

みかんのきはいびすかすもときにさき

 

 

風のいたずら。

一瞬、目を疑った。

どうしてこううまく収まったか謎。

 

 

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