小田原城 天守閣 遠景
小田原城
神奈川県小田原市 城内
北条早雲が城主 大森藤頼から小田原城を奪ったのは1495年 明応4年から1501年 明応10年頃とされ、当時の小田原城は、今に伝わる櫓や城壁に守られた大城郭の作りではありませんでした。
北条氏が本格的に関東へ進出し始めたのは、2代 氏綱の代からで、小田原城を手中にした早雲ですが、自らは伊豆の韮山城で領地を治めました。
御用米曲輪
天守閣の西側の御用米曲輪は、戦国時代の北条氏の一族と重臣の居館跡とされ、付近からは蒸風呂や井戸もありました。
常盤木門
江戸時代の本丸正面に位置する常盤木門は、本丸を守る堅固な作りです。
常盤木は常緑樹のことで、松の木に代表される常に緑の葉をつけ生育する意味合いから名付けられました。
銅門(あかがねもん)
二の丸を守る枡形の銅門で、ここを抜けると本丸と天守へと繋がります。
隅櫓と二の丸東堀
二の丸、本丸を守る堀で、ここも江戸時代に整備された堀です。
3代将軍 徳川家光の乳母 春日局の子、稲葉正勝が城主となってから大規模な改築が行われました。