ただいま朝ドラ「ひよっこ」で評判の、茨城(いばらき)へ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/23/cb750ab6a4addef8bad720a32e0dd242.jpg)
残念ながら(笑)ロケ地巡礼ではなく、
ここは茨城県猿島郡境町、工業地帯の端に
今年1月にオープンしたばかりの旭化成建材㈱さんの
「ネオマワールド 快適空間ラボラトリー」です。
埼玉西部からですとあまりなじみのない土地なのですが、
利根川を渡ってすぐ、
3月開通の圏央道を通って、案外と近くで驚きました。
(湘南ばかりか、茨城も近くなったのねえ)
旭化成といえば、高性能断熱材・ネオマフォームのメーカーさん。
先日のYKKショールームでは
「窓」に狙いを絞った「断熱」を勉強させていただきましたが、
今回は家の外回り、「天井・壁・床」の断熱の話です。
なんと実際にネオマフォームによる高断熱・高気密の戸建てを作り、
さらには実際に体験宿泊もできて(これからの実施になるようですが)、
「ネオマの家」の効果を実感して下さい、というもの。
YKKさんもそうでしたが、
この辺り、本当に大企業はすごいなあ!
素直に感動して、大いに参考にさせて頂きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/02/3f630dcd90025e1d5d94a9e556c754ef.jpg)
まずはこちらの「展示棟」でレクチャーを受け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2e/3c2584cd119f20c4d6c9aae3dfc5439a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/3f/6ee084769874ab356a4d67c31bd63c13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c0/ae7255c2122909a9407c4542c777fe6f.jpg)
いよいよ「体験棟」の見学です。
(残念ながらどちらも内部は撮影NG)
この家は屋根下から壁、基礎廻りを全て
「ネオマフォーム」でくるりと囲って気密断熱しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/63/1351932f796d584335e7c7b2f3d2b2a4.jpg)
(パンフレットより転載)
冷暖房設備としては
床下に2.5kw(6畳用)、
小屋裏に4.0kw(16畳用)の2台の家庭用エアコンが
それぞれ冬用・夏用として設置されています。
さらには第1種熱交換換気システムによって
外気温の影響を受けにくくしています。
と、ムズかしい話はさておき、
玄関から1歩室内に入ると、あらー涼しい!
(当日は外気温27°くらい、少し動くと汗ばむ陽気でした)
それもいかにも機械で冷やしました、的な涼しさではなく、
夏の避暑地で木陰に入った時のような、心地よい自然な涼しさ。
これには正直びっくりしました。
エアコンで適温にした空気を、ダクトや換気孔で家中に廻しているので、
噴出した冷気(暖気)を直接受けないで済むからでしょうか。
これは単純に「エアコンで冷暖房」とは別物ですね。
今更ながら、実感してみないとわからないものです。
もうひとつ「へえー」と感心したのが、
2階個室の空気の流れの仕掛け。
部屋の天井の窓側の1辺に、細く目透かしのようにスリットがあって、
そこにも空気の通り道があり、涼しく流れ込むのです。
「寝室はリビングより1・2度室温が低いほうが快適」ということで、
ここで休んだらさぞ気持ち良いだろうなあ、と感じました。
家庭用エアコン2台(と換気システム)で家中が年中快適な環境。
(もちろん、高性能の断熱材によって気密・断熱が保たれていることが条件ですが)
むろん床暖房もいらない。
これは初期の建築費用が少々嵩んでも、
部屋ごとのエアコン等の維持・管理、光熱費を考えると
総額では、さほどの負担にはならないのでは、と思いました。
(高気密・高断熱の家は、ともかく建築の金額がネックになってきますものね)
また各部屋のエアコン設置場所を考えなくてもよいこと
(インテリア的にもエアコンの破壊力(笑)は大きいですよね)、
「吹抜」から適正温度が逃げる心配がないこと
(むしろ家中に空気を回すルートになる)、
そういった意味では設計の自由度が上がる気がします。
もちろんインテリアデザイナーさんが入っているのでしょうけれども、
実際、とても居心地の良い、すてきな家でした。
ちなみに、同行した当社社員のWはひどい花粉症なのですが、
この家に入った途端、呼吸が楽になったそうです。
これは採用されている熱交換換気システムのおかげでしょうね。
(ということは個々の空気清浄機はいらないってコト?)
(ここもコスト削減になるかな)
案内していただいたこの施設の担当マネージャーさん曰く、
(体験棟の)この冬は本当に快適でしたよ、とのこと。
ただ、今年1月のオープンなので本格的な夏場はこれから、
「真夏、本当に涼しくなるのかはわかりません。経験してみないと。笑」
(正直な方だ。信頼できます)
今度はぜひ、真夏か真冬にお伺いしたいと思っています。
(ただ大人気なんですよね。予約困難店?です)
一般のお客様も是非いらして体感してください、とおっしゃっていました。
(メーカーさんか工務店を通じて、になります)
いずれにせよ国の方針として「エコ住宅」への舵が切られている以上、
これからの家づくりは
施主も工務店もこの方向に行かざるを得ないわけで、
けれども嵩む費用を負担されるのはお施主様で、と悩む訳なのですが
これでお客様へのご説明にも実感が込められます。
良い勉強になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/54/0d1baabe2d1dcaa88b9fc73c2de47a3e.jpg)
セットしてくださったジューテックのDさん、
当日もお付き合いいただいて、ありがとうございました!
断熱の話 ~YKK AP体感ショールーム の記事 → ☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/50/786529fc5fdaade6a27ee75fd7cce40f.jpg)
帰りに立ち寄った「道の駅・さかい」の
銭湯のようなトイレ入口です。
すぐそばは利根川の河川敷で、
産直野菜や地場の名産などを販売しています。
奥の食堂のアジフライ定食、美味しかった!
お勧めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/23/cb750ab6a4addef8bad720a32e0dd242.jpg)
残念ながら(笑)ロケ地巡礼ではなく、
ここは茨城県猿島郡境町、工業地帯の端に
今年1月にオープンしたばかりの旭化成建材㈱さんの
「ネオマワールド 快適空間ラボラトリー」です。
埼玉西部からですとあまりなじみのない土地なのですが、
利根川を渡ってすぐ、
3月開通の圏央道を通って、案外と近くで驚きました。
(湘南ばかりか、茨城も近くなったのねえ)
旭化成といえば、高性能断熱材・ネオマフォームのメーカーさん。
先日のYKKショールームでは
「窓」に狙いを絞った「断熱」を勉強させていただきましたが、
今回は家の外回り、「天井・壁・床」の断熱の話です。
なんと実際にネオマフォームによる高断熱・高気密の戸建てを作り、
さらには実際に体験宿泊もできて(これからの実施になるようですが)、
「ネオマの家」の効果を実感して下さい、というもの。
YKKさんもそうでしたが、
この辺り、本当に大企業はすごいなあ!
素直に感動して、大いに参考にさせて頂きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/02/3f630dcd90025e1d5d94a9e556c754ef.jpg)
まずはこちらの「展示棟」でレクチャーを受け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2e/3c2584cd119f20c4d6c9aae3dfc5439a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/3f/6ee084769874ab356a4d67c31bd63c13.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c0/ae7255c2122909a9407c4542c777fe6f.jpg)
いよいよ「体験棟」の見学です。
(残念ながらどちらも内部は撮影NG)
この家は屋根下から壁、基礎廻りを全て
「ネオマフォーム」でくるりと囲って気密断熱しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/63/1351932f796d584335e7c7b2f3d2b2a4.jpg)
(パンフレットより転載)
冷暖房設備としては
床下に2.5kw(6畳用)、
小屋裏に4.0kw(16畳用)の2台の家庭用エアコンが
それぞれ冬用・夏用として設置されています。
さらには第1種熱交換換気システムによって
外気温の影響を受けにくくしています。
と、ムズかしい話はさておき、
玄関から1歩室内に入ると、あらー涼しい!
(当日は外気温27°くらい、少し動くと汗ばむ陽気でした)
それもいかにも機械で冷やしました、的な涼しさではなく、
夏の避暑地で木陰に入った時のような、心地よい自然な涼しさ。
これには正直びっくりしました。
エアコンで適温にした空気を、ダクトや換気孔で家中に廻しているので、
噴出した冷気(暖気)を直接受けないで済むからでしょうか。
これは単純に「エアコンで冷暖房」とは別物ですね。
今更ながら、実感してみないとわからないものです。
もうひとつ「へえー」と感心したのが、
2階個室の空気の流れの仕掛け。
部屋の天井の窓側の1辺に、細く目透かしのようにスリットがあって、
そこにも空気の通り道があり、涼しく流れ込むのです。
「寝室はリビングより1・2度室温が低いほうが快適」ということで、
ここで休んだらさぞ気持ち良いだろうなあ、と感じました。
家庭用エアコン2台(と換気システム)で家中が年中快適な環境。
(もちろん、高性能の断熱材によって気密・断熱が保たれていることが条件ですが)
むろん床暖房もいらない。
これは初期の建築費用が少々嵩んでも、
部屋ごとのエアコン等の維持・管理、光熱費を考えると
総額では、さほどの負担にはならないのでは、と思いました。
(高気密・高断熱の家は、ともかく建築の金額がネックになってきますものね)
また各部屋のエアコン設置場所を考えなくてもよいこと
(インテリア的にもエアコンの破壊力(笑)は大きいですよね)、
「吹抜」から適正温度が逃げる心配がないこと
(むしろ家中に空気を回すルートになる)、
そういった意味では設計の自由度が上がる気がします。
もちろんインテリアデザイナーさんが入っているのでしょうけれども、
実際、とても居心地の良い、すてきな家でした。
ちなみに、同行した当社社員のWはひどい花粉症なのですが、
この家に入った途端、呼吸が楽になったそうです。
これは採用されている熱交換換気システムのおかげでしょうね。
(ということは個々の空気清浄機はいらないってコト?)
(ここもコスト削減になるかな)
案内していただいたこの施設の担当マネージャーさん曰く、
(体験棟の)この冬は本当に快適でしたよ、とのこと。
ただ、今年1月のオープンなので本格的な夏場はこれから、
「真夏、本当に涼しくなるのかはわかりません。経験してみないと。笑」
(正直な方だ。信頼できます)
今度はぜひ、真夏か真冬にお伺いしたいと思っています。
(ただ大人気なんですよね。予約困難店?です)
一般のお客様も是非いらして体感してください、とおっしゃっていました。
(メーカーさんか工務店を通じて、になります)
いずれにせよ国の方針として「エコ住宅」への舵が切られている以上、
これからの家づくりは
施主も工務店もこの方向に行かざるを得ないわけで、
けれども嵩む費用を負担されるのはお施主様で、と悩む訳なのですが
これでお客様へのご説明にも実感が込められます。
良い勉強になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/54/0d1baabe2d1dcaa88b9fc73c2de47a3e.jpg)
セットしてくださったジューテックのDさん、
当日もお付き合いいただいて、ありがとうございました!
断熱の話 ~YKK AP体感ショールーム の記事 → ☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/50/786529fc5fdaade6a27ee75fd7cce40f.jpg)
帰りに立ち寄った「道の駅・さかい」の
銭湯のようなトイレ入口です。
すぐそばは利根川の河川敷で、
産直野菜や地場の名産などを販売しています。
奥の食堂のアジフライ定食、美味しかった!
お勧めします。
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