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6. 中国・韓国と日本の違いの原点 「タブーなき食文化 項目ホ」

6. 中国・韓国と日本の違いの原点 「タブーなき食文化 項目ホ」

 「公徳心のない中国人」 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を適当に選別・分割して投稿予定です。
イ 分かり合えない日本と中国
ロ おぞましき専制政治
ハ あさましき食への執着心
ニ 宰相とは料理人のこと
ホ タブーなき食文化
ヘ 殺し合い食べ合う中国人
ト 日本では上に立つほど粗食
チ 素材の味を重んじる日本料理
リ 食こそが現世料理
ヌ 堕落する中国の権力者
ル 餓死する人民と豪華三昧の指導者
ヲ 「食指」の語源
ヨ 「ほう屎撒あ(ほうしさんあ:漢字出ず:ところかまわず、糞尿をまき散らす)」と「あ屎送尿(したいときに、大小便をするべきだ)」
タ 清潔な日本統治下の台湾
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ホ タブーなき食文化

  中国料理は、忌避するものがない。中国には「不問鳥獣虫蛇、無不食之」(鳥、獣、虫、蛇を問わず、食さないものはない)という、古い諺がある。
  豚は全体のなかで、食べない部位がない。頭から耳も、舌も、尻尾まで、すべて料理になる。豚は中華料理で、基本となっている肉だ。メニューに、牛、鶏、羊、鴨などがあるが、ただ「肉」とあったら、豚のことだ。

  高級料理のなかで、熊の手のひらも、有名だ。ネコも、食べる。これほどまで、食に執着している文明は、他にない。

  楚という国があった。前漢の司馬遷が編集した、中国最初の正史の「史記」に書かれている有名な話だが、紀元前七世紀後半に、成王がいて、皇太子を廃嫡(はいちゃく)しようとした。
  ところが、皇太子が事前に察して、兵を率いて宮殿を囲み、父を捕えて、処刑しようとした。すると、成王が「最後に食べたい料理がある。熊の手のひらだ」と、嘆願した。息子はそれを断って、父親を殺してしまった。

  著者は熊の手のひらを食べたことがないが、熊が右手でハチミツをすくうので、たいへんに美味しくなるといわれる。
  そこで、有名な中華料理店の料理長に、「熊の手のひらの料理には、いったい、どれくらい時間がかかるんですか?」と質問したら、「三日かかる」と、教えられた。思った通りだった。
  おそらく、成王は三日もあれば、そのあいだに、誰かが助けてくれる。隙があったら、逃げ出そうと考えたのだろう。

  時間稼ぎに、熊の手のひらの料理を食べたいと、望んだ。しかし、殺される前に、どうしても、この料理が食べたいという話は、日本では考えられないだろう。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
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