見出し画像

gooブログのテーマ探し!

54 中国・韓国と日本の違いの原点 「 5ヲ イスラム版中華思想 」

54 中国・韓国と日本の違いの原点 「 5ヲ イスラム版中華思想 」

 終章
 中華民族の正体 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
5イ 中国が覇権を握る日
5ロ 中国は国ではなく文明
5ハ 愛国教育は情報操作
5ニ 中華民族とは何か
5ホ 孔子を排斥した毛沢東
5ヘ 孔子学院プロジェクト
5 ト 中国崩壊の予言(割愛)
5チ アメリカ人と中国人
5リ 中国はアメリカのフレネミー
5ヌ 中韓の捏造が信じられるわけ
5ル キリスト教圏とイスラム圏の距離
5ヲ イスラム版中華思想
5ヨ 儒教と対立する老荘思想
5タ 中国は民主主義国になるか
5レ 中国を模倣しなかった日本
************************

5ヲ イスラム版中華思想

  イスラム教が世界でもっとも優れていて、全世界をイスラムのもとに置くべきだという、イスラム版の中華思想がある。中国と同じような、傲りがある。だから、傷がいっそう深いものとなっている。

  中東のイスラム圏では、キリスト教圏のヨーロッパと、ヨーロッパから生まれたアメリカに対して、抜きがたい優越感と、癒やしがたい劣等感が、一緒にうずいている。

  ところが、イスラム圏の人々は、キリスト教世界が、どうして長足の発展をとげることができたのか、西洋のよいところや、長所をみることを拒んで、彼らが好血だから、狡猾だから、我々を追い抜いたんだといった、説明しかしない。イスラムの人々は、気位が高くて、イスラムが世界一の信仰であると、信じているから、現実を直視することが、できない。この点でも、中国と二重映しになる。

  中国の人々は、日本についても、日本のよいところを、けっして見ようとはしない。日本が和を重んじて、秩序ある社会を営んで、地道な努力をしてきたために、力をえたことを、認めようとしない。

  中国と韓国は、酷政が行われていたために、社会が疲弊しきっていたので、十九世紀後半に入ってから、近代化する力が、まったくなかった。自業自得であるのに、反省しようとしない。
  韓国人も、自分勝手だから、歴史を直視して、反省しようと、思わない。韓国の人々も、自分たちよりも、はるかに遅れて、未開だった日本に、進んだ文物を教えてやったという、いまだに抜きがたい優越感に、浸っている。

  そのかたわら、その日本に先を越されてしまったために、中国と同じように、癒やしがたい劣等感によって、苛まれている。日本人にやられるなんて、あってはならないことだ。

  イスラム圏と、キリスト教圏の不毛の対立は、日中関係にそのまま、あてはめることができる。アメリカや、ヨーロッパ世界は、どのようにイスラム圏に対応したらよいのか、途方にくれている。

  著者はアメリカ、ヨーロッパと、中東のイスラム圏との確執を前にすると、日本が中国や、韓国に対して、まったく同じような状況に置かれているから、身につまされる。

  中国と韓国は、抜きがたい優越感と、癒やしがたい劣等感によって苛まれ、深く病むようになっている。
  中国、韓国のヒステリックな日本を憎む言動や、反日行動は、キリスト教圏に対する、イスラム過激派を思わせる。

  このように話すと、中国や、韓国が、どうして日本に対して、不条理な憎しみを向けているのか、分かってもらえる。
  2013(平成25)年に、ワシントンのシンクタンクで、所長以下の幹部に話したら、「よく理解できた」と、いってくれた。

  抜きがたい優越感と、癒やしがたい劣等感を、同時に持っている人が、もし、いたとしたら、精神が不安定で、病んでいるとしか言えない。
  そこで、中国も、韓国も、いつか、日本を叩き潰したい、という願望に、駆られている。狂人に、つける薬はない。つけ込まれないだけの、力を持つほかない。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事