今日確認された感染者の一人は、第二便で帰国して、爾後は自宅待機して居たらしい。
宿泊施設に留め置かれなかったのは、子供を連れて居たからとの事。
甘い。
帰宅後は外出しなかったにせよ、帰宅する迄の間に誰かに移したかも知れないのである。
更に子供はどうして居たのであろうか。
普通に通学したりして居たとすれば甚だ危険である。
逆に休んで居たのなら、親が付いて居る事でもあり、敢えて帰宅させる必要は無かったのである。
感染の確認された人達に就いては、大変神経質な隔離をして居るらしい。
その子も帰国した時にその子だけが感染を確認されて居たら、否応無しに親と引き離されて隔離されて居た事であろう。
如何に丈夫なバケツでも、水を注ぎながら底に穴を明けて居たのでは、折角の水が流れて行く許りで溜まる筈は無い。
斯かる姑息で一貫性に欠けた対応は、昨今の政治の在り様を端的に顕わして居る。