17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

春立つ

2023-02-04 07:31:14 | 日記
髭剃つてよりの朝食春立つ日

季語 春立つ 立春の傍題 二十四節気の一つ。節分の翌日にあたり新暦の四日あたり。暦の上ではこの日から春になる。寒気の中にもかすかな春の兆しが感じられる。歳時記抜粋

掲句 今日は立春。大寒になったら急激に寒くなり、その続きが今でも継続され、今朝の最低温度はマイナス8度。でも春と思えば・・・。

例句 春立つや子規より手紙漱石へ  榎本好宏
 

節分

2023-02-02 21:44:58 | 日記
節分や南京豆を二つ三つ

方角は二の次で良し恵方巻  川柳

季語 節分 四季それぞれの節の変わり目のことで、年に㈣度あるが、現在では立春の前日のみが重要視されて「節分」と言えばこの日を指すようになった。日付では二月二日、三日、四日あたりで、追儺や節分詣でなどの行事がこの日に集中する。歳時記抜粋。   今年の立春は二月四日。節分は今日。

掲句 追儺のことを取り合わせで詠みました。想像はお任せします。

節分や灰をならしてしづごころ 久保田万太郎

椿

2023-02-02 08:15:06 | 日記
啼く鳥はつがいなからん落椿 

季語 ツバキ科の常緑高木の花。日本にもともと自生していたのは藪椿で、それをもとに園芸種が多数つくなれたらしい。八重咲きと一重咲きとがあり,鮮紅・淡紅・白色などいろはさまざま。椿の花は首が落ちるように散るので、縁起が悪いといわれ庭木としては忌みきらわれているが、ちり際がいさぎよしとして愛でる人もある。

例句  落椿われならば急流へ落つ  鷹羽狩行


 

葉牡丹

2023-02-01 09:27:20 | 日記
葉牡丹の渦美しき五重丸

季語 葉牡丹 ヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、キャベツの一種ケールを観賞用に改良したもの。江戸時代に渡来し日本で改良されて多くの品種ができた。葉の色には紅紫色と白色系があり、それが重なりあった様子が牡丹の花を思わせるようなる。



例句 葉牡丹を植えて厳寒らしくなる  村上喜代子