雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

岩槻区民 やまぶきまつり

2010-11-14 23:03:40 | 人形のまち 岩槻


岩槻のB級グルメ、「豆腐ラーメン」です。
業列が出来ていました。

「岩槻区民 やまぶきまつり」での様子です。
さいたま市岩槻区の「槻の森」スポーツセンターにての開催でした。

商工業者や各種団体が参加されています。

様々な地域、産地の出店もありました。
「ひな市」でお世話になっている山形の河北町の皆さんもいらしてました。




河北町の物産品、ラフランスや玉こんにゃく、蕎麦など、大好評でした。

ただ、寝不足と夕べのお酒が若干たたっているようで・・・。



テントの裏では仲間内での「山形の芋煮会」。
すっかりご馳走になりました。

本日の木目込人形のお雛様 製作現場のワン・シーン

2010-11-12 22:17:08 | 節句人形 雛人形
       型から抜いたまんまの木目込人形の胴(ボディー)です。
       木目込人形の胴は、桐の粉を糊で練ったもの(桐塑=とうそ)です。

       型を合わせた部分のバリがあります。


約一週間ほど、乾燥室で乾かした後、修正(生地ごしらえ)をします。
先ずはヤスリかけから…。




木目込の手芸材料を求められて、人形を趣味として、ご自分で作られる方もいらっしゃるかと思いますが、実はこの生地ごしらえ、かなり手間がかかります。




概ね出っ張りが取れました。
この後は凹んだ部分、角などあまくなった部分を桐塑で補修します。



「生地補正」がきちんと出来ていなければ、きれいなお雛様は完成しません。
桐塑での補修が終了したら、胡粉を塗ります

また今度、その工程になりましたらUPします。

伝統工芸士 新井久夫のホームページ

今年も残すところ、50日ほど

2010-11-10 22:39:57 | Weblog


本日、11月10日。
今月も3分の1が過ぎ、今年もあと残すところ、50日ほどになってしまいました。

紅白歌合戦の司会者が発表になるなど、少しずつ押し迫った雰囲気が出て来ました。

今日は、今年始めてひな人形のコマーシャルをラジオで聞きました。
私のところでも、納品の確認や催促の問い合わせが等が増えています。

毎年のことですが、もう少し時間が欲しいところです。1日が過ぎるのがとても早く感じます。



岩槻、華林山・慈恩寺の菊

2010-11-08 23:28:23 | 人形のまち 岩槻
       暦の上ではもう、冬です。
       しかし、ここ数日は、とても暖かい、穏やかな日が続いています。

暖かいので、仕事の合間、両親の眠る我が家の菩提寺「華林山・慈恩寺」に寄って見ました。
私の自動車にはいつでも墓参りが出来るように、「墓参りセット」を常備しております。

暖かくとも、立ち寄るたびに秋が深まっているようです。




境内には菊が飾られていました。
毎年この時期、菊の展覧会と鉢植えの販売(市)が行われています。




花を供え、香を焚いた後、社務所で住職さんにごあいさつをし、帰りに私も菊の鉢を4鉢ほど購入させていただきました。



伝統工芸士 新井久夫のホームページ

普通が良いですね。

2010-11-06 22:32:07 | Weblog
暖かいよい日でした。
何でも、この様な良い陽気の日は、1年に何日も無いそうです。

しかしながら、もう明日は立冬です。

庭のピランカサの実、すっかり真っ赤です。



今年は夏が猛暑で雨が少なかったので、紅葉の色付きは今ひとつだとの事。
でも、高速道路は渋滞していた様です。

いつも通りの普通がいいですね。

伝統工芸士 新井久夫のホームページ

岩槻城址公園は、いつもの風景

2010-11-04 23:07:06 | 人形のまち 岩槻
       岩槻人形協同組合の主催で開催された、人形供養祭
       人形供養祭では人形組合の婦人部が、お汁粉のサービスを行いました。
       暖かく、甘いお汁粉、大変好評でした。

そんなこんなで、イベントが終わると、岩槻城址公園は、いつもの風景に戻りました。

やさしい、夕暮れ近くの日差しを木々の隙間からあびる「人形塚」。
ここに祭壇が設営されていました。






瓢箪形の菖蒲池にかかる八ッ橋も、少しづつ秋色に変わりつつある城址公園の中で、美しい朱色で横たわっています。



伝統工芸士 新井久夫のホームページ

好天のなか、人形のまち・岩槻「人形供養祭」が開催

2010-11-03 21:54:07 | 人形のまち 岩槻
       好天のなか、人形のまち・岩槻「人形供養祭」が開催されました。
       たくさんの方が来場されました。


人形の原型とされている、「あまがつ」です。

魔よけ、厄除け、降りかかる魔物に対し、身代わりとなる「ひとがた」です。
このあまがつのもと、岩槻の供養祭ではお焚き上げ、焼香をします。




供養を希望されるたくさんの人形が集まりました。




岩槻仏教会の僧侶のみなさんが読経されます。
毎年、たくさんのお寺のご住職のご協力をいただいております。




それぞれお宅で飾られていた、思いである人形との最後のお別れです。
心を込めて焼香されていました。



ご来場者、7,000名、持ち込まれた人形、17,000体。
主催者発表です。

伝統工芸士 新井久夫のホームページ

明日の人形供養祭の準備

2010-11-02 18:37:31 | 人形のまち 岩槻
       今朝の人形のまち岩槻、富士山が見えました。
       画像は新井人形店の工房の屋上からのものです。


良い天気でした。
明日の人形供養祭の準備も無事済みました。

焼香をする祭壇を設営する、人形塚です。




こちらは記帳所になる、岩槻城の黒門です。




混みあうであろう、人形塚の周りの最終チェックです。



伝統工芸士 新井久夫のホームページ

明後日、3日(文化の日)に人形供養祭が開催

2010-11-01 23:24:30 | 人形のまち 岩槻
       いよいよ明後日、3日(文化の日)に人形供養祭が開催されます。 

       心配していた天候も、何とか行けそうです。

  
上の画像は、岩槻人形協同組合の人形供養祭実行委員会で製作したチラシです。

毎年たくさんの方が、大切にしていた人形とのお別れに見えます。

中には涙を流しながら合掌をされていらっしゃる方も。

我々人形業界人としては、人形を世に出した最後の務めとして、心をこめて人形のご供養のお手伝いをすべきと考えます。


岩槻人形協同組合主催、「人形のまち岩槻・人形供養祭」明後日、岩槻城址公園にて開催です。

伝統工芸士 新井久夫のホームページ