易経抄録
17「随」沢雷随 本田済著「易」p176
自分が虚心に他者に随えば、他者もまた自分に随って来るものである。相互に随うということになれば、当然何事も通る。そこで判断として、元(おお)いに亨(とお)るという。けれども貞(ただ)しきに利ありで、貞(ただ)しいことを条件とする。また、貞(ただ)しくてこそ咎なしである。随うことが貞(ただ)しくなければ、望むこと元(おお)いに亨(とお)っても、咎を免れない。
17「随」沢雷随 本田済著「易」p176
自分が虚心に他者に随えば、他者もまた自分に随って来るものである。相互に随うということになれば、当然何事も通る。そこで判断として、元(おお)いに亨(とお)るという。けれども貞(ただ)しきに利ありで、貞(ただ)しいことを条件とする。また、貞(ただ)しくてこそ咎なしである。随うことが貞(ただ)しくなければ、望むこと元(おお)いに亨(とお)っても、咎を免れない。