名前:アニ(アニー)。オス。年齢不明。白地に薄い茶が混じる。
昨年2011年の夏くらいに家の近辺に現れたノラ。
竹三に似ている気がして竹の兄という意味で命名。でも色だけ似ていてほかは全く似ていなかった。
懐いたら虚勢をしようと思っていたが、冬に入る頃に姿を消した。
4~5カ月後の2012年3月頃、突然左目の上に大けがをして現れた。
皮がめくれて肉がみえている。うわ~。でも昨年よりも太っていて元気そう。飼いネコか?
「アニー!」と呼ぶと私を覚えていてとんできた。これを機にまたごはんをあげだす。
ケガしたところに軟膏を何度か塗りつけたら、ノラの生命力ってすごい、みるみるうちに治った。
アニが現れた数時間後草取りをしていたら、今度は首の肉がベロンとはがれた血だらけの猫が歩いてきた。
「うわー!」とおののいた。アニかと思って、「今度はどーしたのよー!!」って叫んだら
アニではなくTさんがごはんをあげている『しろ』というノラ(オス)だった。
しろは普通の顔で私をよけとっととお隣へ消えていったが、そのケガを見たTさんはやはり驚いたらしい。
薬局で抗生剤の軟膏を買ってきて来るたびにつけていたらみるみるうちに治ったという。
もしかしてこの2匹がケンカしたのかな。
この地域は猫が多くケンカの声をよく聞くので病気もまんえんしていると思う。
Tさん宅に居ついた『ちゃっかり丸くん』というオス猫も、エイズと白血病のダブル感染で昨年亡くなっている。
穏やかな可愛い子だっただけにびっくりし残念だった。
味にうるさいアニ。贅沢にもカリカリを残して去っていく。やはり飼い猫?でも飼い猫はあんなに汚れていないよなぁ。
この頃一匹がさみしいのか網戸から家の中をのぞいたり玄関前に待っていることもある。
それに反応するうちの猫多数…石松を筆頭に大変な騒ぎになるので、いい季節なのに窓も開けられない。
こんな時二階建てだったらどんなにいいかなーと思う。二階にいたら面と向かわないので発狂しないから。また宝くじ買うか。
アニは頭がいいのか私が家の中のどこにいるのかわかっていて、たまに出窓の前に座ってこちらを見ている。
うちの子たちがすぐに反応するので「何?なんかいるの?」と外をのぞくとアニがいるのだ。
更にアニは私にみえるように目線の位置にあるお隣の倉庫の屋根にいることもある。
という訳で、またアニは頻繁に来るようになった。
薄汚れているし切り傷も絶えない。どこで寝ているのかもわからない。
大きな猫で私にどのくらい心を開いてくれているかわからないが、いずれ去勢手術をやらなくてはと思っている。
夜、うちの子が安心して寝ているのを見てアニはどうしているのかなと思う。
この頃ちょっと痩せてきて毛並みも悪いので心配は心配。
たぶん絶対無理だろうが、実家の母が飼ってくれないかなと淡い期待を寄せている今日この頃。
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