オス。2005年9月に来て2006年5月に亡くなる。 享年1歳。病名:猫伝染性腹膜炎
経緯:
家の前にいた。4ヶ月位の子猫。足元をスリスリして離れないので家に入れる。おとなしい。
明年1月、ほかの猫何匹かが風邪を引きハナオも具合が悪くなった。感染したと思い病院へ行くと、どうも他の子と症状が違うという。
検査結果、猫伝染性腹膜炎ドライタイプ。インターフェロンでしか見込がないと言われ試みるが効果がなく獣医さんもお手上げ。自宅で闘病生活をすることに決めた。
まず、日頃からお世話になっている犬猫フード専門店『ANUBIS(アヌビス)』のオーナー・森川さんに相談。
アヌビスさんは、小梅がエイズとわかった時に探してたどり着いたお店。かれこれ13年くらいのお付き合いになる。
いろいろとサプリメント等を試みハナオも頑張っていたが、残念ながら4カ月間の闘病生活後亡くなった。
はじめての、病院に頼らない一人での介護だったので、恐怖と不安でパニックに陥った。
『誰か助けて!誰かそばにいて!』と日々思った。訴えても応えてくれない人を勝手に恨んだ。
ハナオの母の立場なのに、我が子を守れる度量がないのだ。毎日が地獄だった。こんな時、どんなに森川さんに救われたか。どんな心強かったか。
仕事中にもかかわらず心配して電話をくださり、親身になって一緒に悩み考えてくれたのだ。亡くなった時もハナオの名前でお花をくださった。
ハナオはおっとりしていてとてもかわいかった。まさかこんな1歳にも満たない子が、あんな恐ろしい病気になるとは夢にも思わない。
伝染性腹膜炎はなぜ発症するのかわかっていないらしいが、ストレスで発症するとの説もある。ハナオの後にもまた子猫を保護したので、
多頭飼いでのストレスをかけたかもしれない。かわいそうなことをした。生きていればもうすぐ6歳になる。
いつも猫が病気になると、一刻も早く何かしらしないと、と焦り、はやまって診療を受けてしまうことが多い。それでますます容体が悪くなり、
取り返しのつかないことにもなる(小梅の時もそうだった)。
気持ちを追い込まれることなく、焦らず落ち着いて考えることが、今後の課題です。
ハナカイドウのつぼみ。今年は咲くのが遅い。ハナオは、この木の下に埋葬した。その横には小梅とふくもいる。
アヌビス・森川さんは栄養学も学ばれています。もちろん現在も、アヌビスさんのフードやサプリメントは我が家の基本です。
ご相談やご購入をお考えの方はこちらまで→ANUBIS
猫伝染性腹膜炎と聞いただけでも不安になるのに、よく頑張られましたね。
私も森川さんのように、不安や恐怖で困っている飼い主さんの助けになれたらいいな、と思っています。
ハナオという名に惹かれて、読みました。
父がハナオ(花雄)享年98、ねこははなこ、今年の四月
18年と一カ月で永眠しました。
長生きは、めったにない幸いなことと、改めて感じます。
ふっくら可愛い顔の、短命だったハナオくん、魂安らかに。
いくつになっても亡くなると寂しいですが、
お父様はすごいですね。
お名前も素敵です。
はなこちゃんもよい猫生だったのでしょうね。
ハナオはとっても可愛い子でした。
でも、やっぱり保護した時からなんとなく弱かったです。
1歳は短すぎますね、FIVは恐ろしいです。
とにかく、人間も猫も穏やかに過ごしたいものですね。
ありがとうございました。