7月26日(土)、陸前高田市の仮設住宅へ、イラストを提供するボランティア活動を行いました。
これは毎年夏に実施している取り組みで、今年で3年目になります。
参加者は美術コース2年生12名、カレッジコース3年生9名、写真部の1年生4名、合計25名。
持参した作品は、美術コース生全員が春から描いてきたイラスト188点。
目的地は米崎小学校のグラウンドに設置された仮設住宅でした。
この日は、手作りパンをふるまうボランティアも行われていました。
仮設住宅前の空き地に、パンやかき氷、バーベキューを楽しむ人々があふれ、イラストも盛況のうちに提供されました。
生徒達は住民の方々に積極的に話しかけ、子供達と一緒に遊んで、交流を深めました。
生徒の感想文から
・陸前高田に着くとすぐに、子ども達の元気な声が聞こえてきました。作品を展示している時、おじいちゃんやおばあちゃんが優しい言葉をかけて下さいました。あっという間に絵はなくなっていって、子ども達が両手にたくさん絵を持ってくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。他にもかき氷や飲み物、パンなどたくさんおもてなしをして下さって、子ども達の笑顔にたくさん元気をもらいました。私ができることはとても小さなことかもしれないけれど、子ども達の笑顔を思い出して、小さなことからコツコツとやって行ければと思いました。
・気に入った作品をもらっていく子ども達の姿や真面目な様子で作品を観る人を見ていると、美術を学んでいて良かったな、もっと美術について詳しく知りたいな、と思いました。また、帰りのバスの中で、人を自然と笑顔にさせる世界の人々にも伝わるような絵を描きたい、被災地をデザインの力で豊かで暮らしやすく心もハッピーになるような街をつくりたい、と思いました。被災地に行って沢山の経験をして考えて学んで感じてきました。
この経験を今後の活動に生かしたいと思います。
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