10月24日、第29回青森県高校総合文化祭が八戸市公会堂を主開場として開催されました。約6000人の高校生が美術、演劇、吹奏楽など21部門で発表を行いました。
美術部門は八戸市公会堂の展示室で開催され、45校から158点の作品が出品されました。工大二高からは3名が出品しました。
審査は東北芸術工科大学芸術教授の石井博康氏が行い、その結果2年生、在家真希子さんの油彩作品「雑貨店」が、2位にあたる優秀賞に選ばれました。更に全国大会出品作品に選出され、来年度三重県で行われる全国高総文祭への参加が決まりました。入賞作品は17点。全国大会出品作品は7点でした。
講評:しわの入った紙に描かれたかのようなグラフィカルな表象と、現実的な表象とがダブルイメージとなって魅力的な空間を作り上げている。
また2年生の佐々木優美さんの油彩「キモチ」が、3位の優良賞に選ばれました。
講評:水面とひまわりを背景とした自画像であるが、この画面の魅力は俯瞰(ふかん)的な視点と、その素直で丁寧な描写と言える。
期間中開場には900名を超える入場者があり、日頃の活動の成果を発表する機会となりました。