美術コースブログ

八戸工業大学第二高等学校美術コースの公式ブログです

高校総合文化祭

2008-10-28 16:22:55 | 特別活動

10月24日、第29回青森県高校総合文化祭が八戸市公会堂を主開場として開催されました。約6000人の高校生が美術、演劇、吹奏楽など21部門で発表を行いました。



 美術部門は八戸市公会堂の展示室で開催され、45校から158点の作品が出品されました。工大二高からは3名が出品しました。



 審査は東北芸術工科大学芸術教授の石井博康氏が行い、その結果2年生、在家真希子さんの油彩作品「雑貨店」が、2位にあたる優秀賞に選ばれました。更に全国大会出品作品に選出され、来年度三重県で行われる全国高総文祭への参加が決まりました。入賞作品は17点。全国大会出品作品は7点でした。

講評:しわの入った紙に描かれたかのようなグラフィカルな表象と、現実的な表象とがダブルイメージとなって魅力的な空間を作り上げている。



また2年生の佐々木優美さんの油彩「キモチ」が、3位の優良賞に選ばれました。

講評:水面とひまわりを背景とした自画像であるが、この画面の魅力は俯瞰(ふかん)的な視点と、その素直で丁寧な描写と言える。



期間中開場には900名を超える入場者があり、日頃の活動の成果を発表する機会となりました。




外部講師実技ゼミ

2008-10-20 14:32:43 | 授業・作品

 10月17日(金)~19日(日)の3日間、武蔵野美術大学で講師を勤める加藤健二先生と、
美術予備校でデザインの指導をされてきた宮本善成先生の2名を講師に、実技ゼミが行われました。
1年生から3年生の希望者32名が参加しました。


初日は静物デッサンを制作しました。
二日目から、油彩と日本画専攻の生徒は人物画を制作しました。校内の風景をスケッチして、モデルと組み合わせて画面を構成する課題でした。デザイン専攻の生徒は「手」をモチーフにした平面構成の課題でした。



講評会の様子です。

 

 
 3年生は各自の受験内容に対応した課題で、綿密な指導を受けました。大学推薦入試を間近に控え、実践的な実技講習会となりました。



卒業制作

2008-10-08 19:01:32 | 授業・作品

現在、3年生の卒業制作が進行中です。
年末に行われる「美術コース作品展」に向けて、9月から制作を始めました。
3年間の集大成として、各自の専攻分野で大作を制作します。
写真は油彩。F100号(162cm×130cm)の作品です。


F60号(130cm×97cm)。アクリル絵の具で描いています。


日本画は、専門の講師を集中的に招いて指導を受けます。


こちらは大学入試に持参する静物デッサンの制作風景。
卒業制作と並行して、受験に対応した課題も制作しています。