夏期講習会が7月31日~8月2日の3日間、新宿美術学院の講師2名を招いて行われました。
1年生から3年生の希望者38名が参加しました。
油彩の課題は、セットされた静物と、任意の風景を構成して描くというもの。
風景は写真やスケッチなど、各自で資料を用意します。
難しい課題でしたが、自由なイメージで制作していました。
最後に、先月完成した日本画の優秀作品を紹介します。
夏期講習会が7月31日~8月2日の3日間、新宿美術学院の講師2名を招いて行われました。
1年生から3年生の希望者38名が参加しました。
油彩の課題は、セットされた静物と、任意の風景を構成して描くというもの。
風景は写真やスケッチなど、各自で資料を用意します。
難しい課題でしたが、自由なイメージで制作していました。
最後に、先月完成した日本画の優秀作品を紹介します。
6月5日から7月6日の約1ヶ月間に渡り、日本画の集中授業が行われています。
制作には専門的な知識と技術が必要なため、青森市在住の日本画家、小野定先生に指導して頂いています。
日本画で扱う絵の具は「岩絵具」です。
岩を砕き、サラサラした砂のような状態で薬瓶に入っています。
これだと紙に定着しませんので「膠(にかわ)」が登場します。
そもそも絵の具は顔料とのりで出来ているので膠はのりの役割となるのです。
岩絵具と膠を指で混ぜ、お湯で溶いて初めて絵具の完成です。
全ての工程で手間ひまが掛かります。
じっくり腰を据えて作業を行うことは気持ちが落ち着いて良いものです。
1年生はスルメと野菜を描きます。
乾き物のスルメとみずみずしくツヤのある野菜を描き分けます。
2年生は中型の鉢植えや切り花。枝分かれの様子など性格に描きます。
3年生はスケッチ実習先の舘鼻漁港の様子や、より複雑なモチーフを描きます。
3年生は更に技法が本格的となります。箔を使用したマチエールを背景に使います。
次回更新は完成作品を掲載する予定です、お待ちください。
去る5月14日月曜日、美術コース2学年が、
総合学習の一環として工芸工房の見学実習を行いました。
「プロに学ぶ」という名前の授業で、市内の工芸作家やデザイナーの作業を見学しています。
作家の仕事を見て職業観を養い、簡単な実習を行う事によって、専攻の幅を広げます。
今回はガラス工芸作家、石橋忠三郎さんと、
木工芸作家、高橋みのるさんの工房を見学させていただきました。
どちらも全国的に活躍している工芸作家です。
生徒たちが編集した見学レポートを添付します。ご覧ください。
5月8日、9日の2日間、美術予備校を招いて実技講習会を行いました。
2,3年生全員が参加しました。
最初に参考作品を見ながら大学の説明会を実施。
次に事前に制作していた課題の講評を行いました。
専攻別に分かれて課題の制作。絵画系の課題は人物油彩、着彩です。
デザイン系の課題は、「手と水の入ったグラスの構成デッサン」です。
生徒たちは2日間真剣に制作に臨み、
最後の講評会では、実力が向上した手応えを得ていました。