美術コースブログ

八戸工業大学第二高等学校美術コースの公式ブログです

デッサンコンクール

2008-09-24 18:11:29 | 授業・作品


 9月16日から19日の第2回考査において、美術コース全学年が参加するデッサンの実技試験、「デッサンコンクール」が行われました。この行事はデッサン力の向上を目的に、定期考査を利用して年間2回実施しています。日頃の授業とは違った緊張感の中、生徒達は集中して制作していました。
 モチーフは米ナス、ワイングラス、白い布の3品。これを各自が卓上に配置して鉛筆で描く課題です。時間は3時間、画用紙に描きました。評価のポイントは構図、形、プロポーション、質感、空間の表現などです。



 9月22日(月)に表彰式が行われ、入賞者の10名が発表されました。
 第1位は3年生の谷地岳国君が選ばれました。谷地君はデッサン力に安定感があり、今回で3回目の入賞となりました。上位はやはり3年生でしたが、2年生の入賞者が4名あり、1年生も2名の入賞を果たしました。
 デッサンコンクールの入賞は、生徒達の目標になっています。

中学生美術セミナー実施

2008-09-20 19:17:46 | お知らせ


9月20日(土)、八戸市美術館2階の講義室で「中学生美術セミナー」を実施しました。22名の中学生が参加して熱心に制作に打ち込みました。
内容は「自画像デッサン」を「ハイライト描法」と呼ばれる技法で制作する課題で、色の付いた紙に黒と白のパステルで描く技法です。
美術コースの担当教員3名が指導にあたり、また美術コース在校生2名がデモンストレーターとして参加し、中学生と一緒に制作しました。
写真は高校生の作品です。



午前9時30分から描き始め、昼休みをはさんで午後2時40分まで、約4時間制作しました。
実習後のアンケートでは、「楽しかった」「良い勉強になった」「丁寧に指導を受けてためになった」という意見の他、「上手い人が多かったので気合いが入った」「集中し過ぎてちょっと疲れた」という意見もありました。
難しかったところは何か、という質問に対しては、「構図」「明暗のつけ方」「光の入れ方」「顔のパーツの描き方」「バランス」「目鼻の位置関係」「服の立体感」「ハイライトの入れ方」「パステルの使い方」など、専門的な解答が多く見られました。



パステル画の他、どんな課題をやってみたいかという質問では、「油彩」「水彩」「風景スケッチ」「イラスト」の希望が多く、要望に応えるような課題を今後も企画する予定です。



冬季国体ポスター・シンボルマーク決定

2008-09-08 15:05:51 | 特別活動


2009年1月に、八戸市など3市町で行われる冬季国体スケート・アイスホッケー競技会の公式ポスターとシンボルマークに、工大二高美術コース生の作品が正式に承認されました。
今年4月に国体の青森県実行委員から美術コースにデザインが依頼され、コース内で多数の作品が制作されました。その中から選ばれたものです。
ポスターは2年生、豊川彩那さんの作品が採用されました。
フィギュアは赤、アイスホッケーは明るい青、スピード・ショートトラックには紫を配色し、インパクトのあるデザインになりました。



シンボルマークは2年生、岩舘美里さんの作品が採用されました。
八戸市の伝統工芸品「八幡馬」をモチーフにしたユニークなデザインです。
今後ポスターの他パンフレットなどに印刷され、全国各地で使用されていきます。