レンブラントやルノアールなど超有名画家の展覧会を見にいくと、入ってすぐの場所に展示されていて、よく目にしている銅版画ですが
その制作方法や、技法について知る方は、そう多くないと思います。
と、書く私も、馬場先生の銅版画クラスが開講するまで、ほんとうの銅版画の世界を知らなかった一人。
知れば知るほど奥深い銅版画の世界の入口に、ぴったりな『制作体験 銅版画』の様子をご紹介します。
お馴染みのプレス機・・・。
インクスペース。
版画用紙準備エリア。
そして、腐蝕液。準備完了です。
まずは、
銅板を磨く所から。
研磨剤で磨きます。
ピカピカになった所で、溶剤について少し説明して
銅版画の原理について勉強。
これを知っていないと、この後の作業のすべて意味がわからなくなり、制作の楽しさが半減します。
その後、下絵を描き
次の工程へ。
途中、教室の他のメンバーと、銅版画トークで和みつつ
グランドをひき、下絵を写しまで。
さらに
腐蝕させるために下絵に合わせてブランドを部分的に剥がします。
ここから、なんとなくですが、版を作ってる感が強まってくる様な感じ。
銅色の部分が、動が剥き出しになっており腐蝕させる部分です。
この後、アクアチントという技法を使い、微妙なトーンを作るのですが・・・、油絵やデッサンのように
絵を見ながら作業を進めることが出来ないので、一体この作業がどうなるのかが全くわかりません。
だから、最初に銅版画の原理について勉強が必要になるんです。
さて、今後どうなっていくのか?
午前中の作業はここまでで。
明日、午後の行程をお伝えします。
(大統領)