スタッフの樋口です。※山口百恵の「さよならの向こう側」をBGMにしてお読みください。
今日で、10年近く通ったこのサクラアートサロンを卒業します。
とても長きに渡り皆様とお付き合いできとても幸せな想いでいっぱいです。
いろいろな事がありましたが、全てを書き尽くすと10万字くらいの長文になってしまいそうなので泣く泣く割愛させて頂きます。
長年の感想としましては良い思い出も悪い思い出もバランスよく五分五分くらいですか。
良い思い出は、今後の人生にとってとても大事な思い出、そして経験、出会いの数々です。
悪い思い出は、21世紀とは思えないほどの原始的なシステムによる反省と憤り、そして無力感でした。これに関しては、出来るだけの事はしましたが、いまだに改善されずに残る忌まわしき慣習で、それが心残りでもあり、心配でもあります。
それでも、概ね良い経験になったと思える事で埋め尽くされ、今後の生活における礎となる事は間違いないでしょう。そういった意味で、深く感謝しております。
皆様、本当にありがとうございました。
それでは最後に作り手の姿勢に対して私見、戯言を一つ。
おそらく作品とは自分そのものです。
自分そのものの在り様で作品も変わっていく事でしょう。
ですから、まずは自身をより深く、より広く、より高く、貪欲に磨いていく事が、
作品自体の質を高めるのだと思っています。
手順や方法、技法などは後から身に付いていくものでしょう。
皆様も作り出す作業に身を投じながら、自身を磨き続けていきましょう。
私も、今後そのように心がけて生きていきます。
さてそれではそろそろお別れですね。
これで私も普通の男の子に戻ります。
皆様さようなら、そしてありがとうございました。
さて業務上のお知らせです。本年中の連絡は12月26日まで。
在講の皆様は、新年1月7日(月曜日)から新たに2013年スタートとなります。
来年はどんな作品を作り出せるのでしょうか。ワクワクしますね。