毎週月夜、18:00~20:30に開講の
◆初歩からの日本画・水彩画講座 講師:藤島墨久先生◆
のご紹介です。
久々の、教室訪問ですが・・・
椿の花を描いてました。
上の白バックの椿が、水彩絵具で描かれてます。椿の水彩画で十分な完成度ですが、ここでは岩絵具を使う日本画(本画)の為のスケッチです。
日本画を描く時に、本画の下絵に水彩画を用いるのが一般的で、スケッチとしても、完成予想図としても使う重要です。ですので、講座名にもあるように、日本画と水彩画を一つの講座で勉強する必要があるんですね。
岩絵具は不透明な絵具の仲間なので、こうやって真っ黒い下塗りの上に塗っても十分発色します。
どんな色になていくか、楽しみですね。
水彩の下絵がなくても、写真から描いてもOK!藤島先生は柔軟に対応します。
描く時のコツは「写真通りじゃなくて良い!」そうです。
岩絵具の持つ美しさを表現するため、写真通りの色を塗る必要は無いとの事。写真は資料として参考程度に見るのが良いそうです。
そして、
屏風の大作。墨で輪郭線を描く「骨描き」です。
線描専用の面相筆を使い、どんな細かい模様も骨書きで一度描いていきます。
コレこそ「日本画をやっている!」と実感できる作業の一つ。
さらに、もう一つ! 屏風なので、画面が中心から畳めるように加工してあります。
藤島先生の教室ではこの「紙蝶番(カミチョウツガイ)」の作り方も習えます。これを学べる絵画教室ってちょっと珍しいですよ!
ちょっと教室紹介からそれて、屏風について。
今、制作中の作品は「2枚の絵を畳み1つの作品」になりますので、これを「二曲(きょく)一隻(せき)」と言います。今後、同じ構成でもう1つ制作して2つ1組の作品とすると「二曲一双(そう)」となります。
例えば「六曲一双」の代表作と言えば「松林図屏風 長谷川等伯作」 が有名です。
話を戻し、この作品もどう仕上がっていくか楽しみです。
夢中に描くといつの間にか絵皿が周りに溢れてきます。その状態も綺麗で、日本画ならでは。
今度は、絵具のとき方をご紹介しますね。
教室は、何時でも見学できます。一度、間近でご覧ください。
お申込み・問い合わせは
アートサロン東京 03-3351-2321
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(大統領)