SAKURA Artsalon Tokyo

株式会社サクラクレパス主催の絵画教室です。

日曜特訓 「銅版画」 2日目の様子

2018年05月21日 | アートサロン東京よりお知らせ

5月6日(日)の様子 過去ログ

https://blog.goo.ne.jp/artsalon_tokyo/d/20180506

 

今日は、「銅版画」講習2日目の様子をご紹介します。

途中、サプライズ的な事がありつつ、完成に向け制作スタートです。

変形2枚の構成ですから、紙の上へどのように配置していくか・・・。

構成方法のコツや、注意点の説明から本日の制作がスタートします。いよいよ、この講習の「キモ」の部分へ話が進みます。

 

四角い版1枚の時と、全く違う画面の使い方が愉しさでもあり、難しさでもあるかのようです。

 

見当を付けながら、ベストな配置を探します。

 

微調整・・・

 

それと並行して、版の制作も進めます。

腐蝕の具合も確認しながら・・・

と、言っても、この状態がどの程度のトーンで出るのかを想定しながらの制作は、筆で描くのとまた違う、絵画制作の面白さです。

 

インクを詰めて、刷るまで見えてこない、ドキドキ感が

 

プレス機から出てきた作品を見たときの驚きや、喜びに繋がってます。

この試刷りを参考に、版の配置を変えたり・・・

2版になると、世界がぐっと広がります。

 

そして今回、馬場先生からのプレゼントが!!

馬場先生のオリジナル「手すき紙」です。

とても厚い紙、マチエールがついた紙などなど、市販の用紙にはない特徴的な紙です。

 

構成が決まったら、これに刷って、本日の作品完成という流れ。

 

ここで、皆様の気合が一気にマックスへ!!

配置と構成が、これで良いのか!

色や刷り方はどうする!!などなど、沸騰状態へ。

 

エアコンの温度を下げても間に合わないほど!!(ちょっと大袈裟か?)

 

試し刷りを繰り返し

徐々に、ベストな配置へ。

 

 

いよいよ、馬場先生和紙へ刷ります。

準備として、紙を湿らせます。

 

インクも練って・・・

 

プレス機へ。

 

 

そして

こんな感じに。わざと、紙からはみ出させて和紙の耳の表情を利用して、オンリーワンの作品が完成。

 

他にも・・・

 

こんな感じに、構成豊かな素晴らしい作品に仕上がりました。

 

 

ずらっと並べて講評タイム。そして最後に版画作品ならではな、エディションナンバーの話をして、本日は終了です。

 

2日間に渡り、制作お疲れ様でした。

ありがとうございます。

 

☐お知らせ☐

馬場知子先生の「銅版画講座」のお知らせ

もっと、銅版画について知りたい、高度な技法を学びたい。時間をかけてじっくり作品を制作していきたい・・・などなど、銅版画について「もっと」学びたい方は

 

☆第2・4週 土曜日 10:00-16:00 「銅版画講座」

へ、ぜひお越しください。

講習会よりもっとで、到達できない高い完成度まで先生のアドバイスの下、制作出来る教室です。

 

見学体験随時受付中!!遠慮なくお問い合わせください。

 

≪お問い合わせ・お申込み先≫

 電話番号 03-3351-2321

FAX番号 03-3356-1450

メールアドレス artsalon-tokyo@craypas.co.jp

 

(大統領)


最新の画像もっと見る