5月6日(日)の様子 過去ログ
https://blog.goo.ne.jp/artsalon_tokyo/d/20180506
今日は、「銅版画」講習2日目の様子をご紹介します。
途中、サプライズ的な事がありつつ、完成に向け制作スタートです。
変形2枚の構成ですから、紙の上へどのように配置していくか・・・。
構成方法のコツや、注意点の説明から本日の制作がスタートします。いよいよ、この講習の「キモ」の部分へ話が進みます。
四角い版1枚の時と、全く違う画面の使い方が愉しさでもあり、難しさでもあるかのようです。
見当を付けながら、ベストな配置を探します。
微調整・・・
それと並行して、版の制作も進めます。
腐蝕の具合も確認しながら・・・
と、言っても、この状態がどの程度のトーンで出るのかを想定しながらの制作は、筆で描くのとまた違う、絵画制作の面白さです。
インクを詰めて、刷るまで見えてこない、ドキドキ感が
プレス機から出てきた作品を見たときの驚きや、喜びに繋がってます。
この試刷りを参考に、版の配置を変えたり・・・
2版になると、世界がぐっと広がります。
そして今回、馬場先生からのプレゼントが!!
馬場先生のオリジナル「手すき紙」です。
とても厚い紙、マチエールがついた紙などなど、市販の用紙にはない特徴的な紙です。
構成が決まったら、これに刷って、本日の作品完成という流れ。
ここで、皆様の気合が一気にマックスへ!!
配置と構成が、これで良いのか!
色や刷り方はどうする!!などなど、沸騰状態へ。
エアコンの温度を下げても間に合わないほど!!(ちょっと大袈裟か?)
試し刷りを繰り返し
徐々に、ベストな配置へ。
いよいよ、馬場先生和紙へ刷ります。
準備として、紙を湿らせます。
インクも練って・・・
プレス機へ。
そして
こんな感じに。わざと、紙からはみ出させて和紙の耳の表情を利用して、オンリーワンの作品が完成。
他にも・・・
こんな感じに、構成豊かな素晴らしい作品に仕上がりました。
ずらっと並べて講評タイム。そして最後に版画作品ならではな、エディションナンバーの話をして、本日は終了です。
2日間に渡り、制作お疲れ様でした。
ありがとうございます。
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