例えば証券の入庫時はこんな具合である。
取引相手から証券を持ってくる→証券の枚数を数える→マイクロフィルムを撮影する→(撮影機械の中に証券が詰まったままになっていないか確認するため)証券の枚数を数える→再確認のため上司が証券の枚数をチェックする→金庫に保管する
第一、証券の券面を保管するためには大きな金庫が必要だし、その枚数を数える機械や利札を切る機械を導入している大手証券グループもある。保管振替制度の活用による有価証券のペーパーレス化で、そのような機械は不要となり人員は極力抑えられ、その分費用が削減できるはずである。証券業界は早急にそれに合わせた体制をとり、利益の拡大に取り組んでいただきたい。
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