投資家の目線

投資家の目線263(医療・介護産業について考える)

 医療・介護が成長産業に成るかという議論がある。医療・介護事業をフォーマット化(ビジネスモデルとも言っていい)してそれを海外輸出し、成長産業にできないだろうか?日本で改良されたコンビニエンスストアのシステムがアジアに進出したり、日本の宅配便業者で働いていた留学生の方が母国に帰って宅配便ビジネスを始めたりした例もあったはずだ。日本のサービス業も捨てたものではない。当然、サービス内容は地元の制度やニーズに合わせて見直すものの、全体としてのフォーマットの有効性は変わらないと思う。

 水関連ビジネスでは、素材などで優れた技術のある日本だが、メジャーなのは水道事業の管理運営事業を行う海外企業である。日本では自治体が主に水道事業を担ってきたためであろう。そうすると海外進出するには、社会福祉法人よりも介護を売りにする民間企業が適しているということになる。

 秋元康氏はAKB48というアイドル育成・運営システムのフォーマット輸出しようとしていることだし(NHK「追跡! A to Z」2009年12月5日)。
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