投資家の目線

投資家の目線126(IHIの業績データは?)

 9月末、IHIは業績の大幅な下方修正を行い、これに関して社外調査委員会が設置された。主にエネルギー・プラント事業に関するもののようだ。同委員会の調査結果はまだ出ていないが、業績の甘い見積もりと、粉飾決算の区別をどこで行うべきであろうか?いわゆるライブドア事件も、主に損益計算書に関わることだった。しかもちゃんとキャッシュが入ったのはライブドアのほうである。
 今回の損失を補うために、豊洲の土地を売却して特別利益を出すという計画も一部報道されていたが、含み益は本来株主に帰属すべきものであり、益出しはその価値を顕在化させただけに過ぎない。いずれにしてもIHIにはこれを機会に無駄な支出を徹底的に見直していただきたいものだ。
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・月刊現代2007年12月号の「村上世彰とその時代」は産経新聞社との関係にまつわるものであった。
・自民、民主大連立をもちかけたのは、渡邊恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆ではないかと報道されている。もし事実とすれば、かりにも新聞社の主筆である人物が直接政治に関わるのはいかがなものであろうか?
・11月11日のNHKスペシャルはヤクザマネーであった。そういえば、関西の大手券\事務所の一件はどうなったのかな?
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