アンサンブル大会直前

2009年11月26日 20時15分14秒 | Weblog
インフルエンザが猛威をふるっています。

仕事で子どもたちに毎日接しているので,
インフルエンザの情報には敏感である。
とにかく毎日毎日誰かがレッスンを休んでいて,
こっちは開店休業状態になるような時間帯もある。
先日などは,1時間半空いてしまった。

普通のレッスンの時はまだよいが(ま,よいってこともないけど)
今は,アンサンブルの大会の直前で,
生徒も講師も保護者も戦々恐々としている。
そう,ソロ演奏とは違い,アンサンブルなので,
誰かが抜けてしまうと非常に困るのだ!

仲の良い先生たちと,もし誰か生徒が休んだらどうするか,
ということをあれこれ考えた。

①たとえ変でも,そのパートが抜けたまま演奏する。
 →器用な子がいれば,そのパートを穴埋めしつつ自分のパートも弾く
  ということもあり得るが,全部が全部そういうわけにはいかない。
  
②棄権する
 →これは考えにくい。他の子たちが可哀相だ。
  ただし,同一グループで2人以上休む子が出れば,これもあり得る。

③担当講師が代わりに弾く
 →これが一番妥当な線だと思われる。
  ただし,この場合審査の対象からは外れてしまう。
  でも,せっかく練習してきたことがお蔵入りになるより余程いい。

ということで,③の場合を想定しておくことにした。
生徒のそれぞれのパートを練習してみて思うこと・・・
みんな難しいことを頑張ってやってるのねッ!!
・・・って自分が曲を決めて楽譜も書いて渡しているのに
何を言ってるか,っちゅう話なのだが,
いやー,こども達って健気によくシゴキに耐えて頑張ってることよのう・・・
と,あらためて感心。
専門コース(2009年11月15日「市の音楽コンクール」参照)の3年目くらいにもなると,
かなり難しいことをさせちゃってるので,めちゃ必死になって弾いてる自分がいる・・・。

代わりに私が弾くこともあり得ますよ,と保護者に話したところ,
「じゃ,先生,先生の分の衣装も作らなくちゃ!!」
とおっしゃった。
いえいえー,私は,舞台袖の陰になっているところに置いてある
エレクトーンで弾くのですよー。
(こんな状況なので,例年とは違い,それ専用のエレクトーンを
陰に用意することになったのだ)
第一,アナタ,あんな超ミニでノースリーブの衣装,恐ろしくて着れませんわッ
脇なんか,思いっきり空いてて丸見えじゃないっすかぁ!
怪しいコスプレクラブみたいじゃないかッ

と,そうして準備をしつつも,やはり生徒達本人が来てくれることを
毎日神にも祈るような思いで過ごしていた。
しかし,そんな祈りもむなしく,タイキくんという子のお母さんから
昨日連絡があった。
「先生・・・とうとうなってしまいました・・・」
ギャーッ やめてぇぇぇぇッ
でも28日の出番はまだ治っていないだろう,ということだった・・・
あぁ,残念。
タイキくん自身もさぞ悔しいことだろう。

さて,今日私はタイキくんのパートを必死に練習しましたとさ。
あれだけ生徒たちをシゴキにシゴいて,
挙句の果てに先生が本番はブチ壊した,なーんてシャレにもならないからねッ

これ以上,欠席者が出ませんように。
コメント (2)
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