取り入れてほしい項目のひとつ。
インスリンの働きを改善して血糖値を正常の範囲に保ち、
悪玉コレステロールを減少、
善玉コレステロールを増加させ、
ストレス解消、骨粗しょう症予防など、
多くの効用がでてくるのです。
体の老化を促進させ、
がんや動脈硬化など
さまざまな疾患をもたらすといわれる“活性酸素”が、
身体的不活動でも高まることが
明らかのようです。
つまり、
運動が活性酸素を抑え、体にいいことが、
あらゆる方面から証明されてきています。
生活習慣病といわれている糖尿病、脂質異常症は
元来、
忙しくて運動が難しかったことも一要因で発症するといわれています。
分かっていてもなかなか実践できないもののようです。
医者が“運動をやって下さい”と勧めても
“小言が多い医師だな・・・”と思われて病院への足が遠のき、
治療中断につながってしまうといわれています。
少しでも、動くことを増やすことは、
健康寿命をつなげるのです。
目の前にある肥満解消、生活習慣病改善だけが
目的ではないのです。
フレイル:虚弱=加齢で心身が老い衰えた状態や
サルコペニア:加齢などで筋肉量が減少し、
全身の筋力低下および身体機能の低下が起こることの対策にもなるのです。
フレイルとサルコペニアは、
いずれも寝たきりになりやすく、健康寿命を短くしてしまうのです。
日頃から体を動かす習慣を身に付けていれば、
筋肉量も落ちにくく、
同じ距離を歩くなら少し速歩きし、
少しでも立っている時間を長くすることです。
年をとりフレイルやサルコペニアが見られるようになってから
体を動かす習慣を身に付けようと思っても難しいのです。
“動く時間”をどれだけ増やすかが問題、
自転車や歩きを見直ししましょう。
ウィズコロナのニューノーマル時代になりました。
マイカー通勤や電車通勤をしている人と、
自転車通勤をしている人とでは、
今後、
糖尿病や高血圧をはじめとする生活習慣病の発症に差が出てきそうです。
体を動かすことが
生活習慣病のリスクを下げることは、
さまざまな研究成果として証明されています。
大学の研究では、
“座ったままでいる時間が長い人”は、
血糖値や腹囲、中性脂肪、コレステロールなど
糖尿病と関連の深い値が悪化しやすいとの結果を出ているのです。
#トントンヘッド