サントリー美術館「絵巻マニア」展
日本美術を見るのは最近ワクワクするなぁ。後白河院や花園院たち絵巻マニアが
見てきた絵巻たちをたどっていく。花園天皇が絵巻を見たときの興奮を日記に
記していたけれど、その興奮が字にあらわれていて面白い!
高階隆兼の絵巻は衣装も色彩もとても鮮やか。この人のスタイルが土佐派に
伝わっていったのかー。ふむふむ。
そして宮廷文化に彩られた京の都にはじめて誕生した武家政権、室町幕府。
文化的にひけをっとってはいけないと足利家ががんばってたのも印象的。
そしてあの松平定信が学芸員のように各地の美術を調査し、図録を出版していた
というこには驚いたなー。さぞかし忙しく楽しかったことでしょう・・・。
国立新美術館「ミュシャ」展 〜スラヴ叙事詩〜
展示会場に入っていきなりスラブ叙事詩!!そのインパクトたるやすごい!!
雑誌なんかでみるのとはぜんぜん違う。
きれい!すごい!深い!
きらめくような星空や、逆光が印象的な人、絶望の中の祈りの空気、
運命の黄昏の時間、ビザンティン幻想、アトス、希望、驚くべき色たち。
音声ガイドを聞き、猛烈なスピードでメモしながら、、、、
なんでこんなのが長い間放置されていたのか。
時代とは”狂気”だって思った。
カタログ迷ったけど買ってよかった。

ミュシャ展
ミュシャ展でかなりの体力を消耗し(汗)、草間彌生展は通り過ぎるのみに
なってしまった。たったの30分で・・・

東京ステーションギャラリー「二重パロディ」展
最後は軽いのがいいなと思ってこのルートにておいた。
展示室に入るなり、おびただしいモナリザパロディの数々。おもしろい。
ポージングってこんなインパクトあるものなんだーってパロディー見て
はじめて実感できるものがある。
ゴヤ、ゴッホ、ピカソ、黒田清輝、ゴーギャン、フェルメール、リューベンス
みんなでモナ座り。