2010年春のアートリップは、ボッティチェリの<春>を鑑賞。
もう何度も美術館に足を運んでいるから、絵に興味をもった子たちは、
ボッティチェリのヴィーナスについて知識を持っていたりする。
絵について、ヴィーナスのことから実にくだらないことまで話をする。
今回は絵の細部まで見てもらおうと思い、ボッティチェリが描いた
春の花のぬりえをした。
塗るのに疲れてきたら、子どもたちはブーブー言うけれど(笑)、
知らず知らずのうちに画家のすごさと対峙しているにちがいない。ふふふふふ。
おやつの前に、ルネサンス展示の福音書の世界の2部屋に入る。
こどもたちはやっぱり<キリストの磔刑>の絵の前に集まる。
<死>というインパクトはやっぱりすごいんだな...
こういう絵になると、すごい質問攻めになる。
もしかしたら、子どもたちの想像にまかせたほうがいいのかもしれないことも、
質問され続けたら、図像学上”正しい”と思われる答えを言ってしまう。
だるまさんが~ころんだっ!!をしているところ。
普段会えない友達と走ったり、おやつ食べたり、寝転んだり。
今日の後半の活動は「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
絵本でレオナルドに親しむ。
こ~んなのを手がかりにレオナルドのどの作品か見つける。
今回はわりと苦戦しています(笑)
どの人物のデッサンか、悩んでいます、よく観ています。
さがした作品があっているかどうか、言い合いっこしています。
6回目にして初のレオナルド。
子どもたちと天才レオナルドの出会いがどうであったのか、
私には分からないけど、「モナリザを描いた人」ではなくて、
かつてこの世にレオナルドという一人の天才が存在したということを、
知ってもらいたかった。ただそれだけです。
みなさん今回もお疲れさまでした。