ATTACKSLETTER279号～人財計画

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2017-4-5更新

先日、電車に乗っていると一組の親子が乗ってきました。
席はほぼ満席でしたが優先席が数席空いていました。
お父さんは、子どもを優先席に座らせて、自身は立っていました。
子どもが「お父さんも座ってよ」というと
お父さんは「ここは優先席だから、座れない」というようなことを子に話しています。

（う～ん、別に優先席だから特定の人以外座っちゃいけないんじゃなくて、席を必要とする人がいたら譲ってあげればいいんだけどね）
と思いながら、親子の様子を眺めていると

お父さんは、子どもに優先席について説明をしはじめました。
説明を聞いた子どもは
「わかった、ああいう年寄りの人が座るんだね！！」
と向かいの優先席に座っている、年配の男性を指さしました。

お父さんが焦ったのは言うまでもありません。
慌てて子供の手をおろさせ、また、説明しなおしていました。

人を育てるって、一筋縄ではいかないものですね。
ひとつひとつ丁寧に教えて、人財にしていきたいものです。