ATTACKSLETTER280号より 人財計画

ATTACKSLETTER280号より（2017-4-26更新）
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4月24日のNHK首都圏NEWSWEBサイトに
「千葉県船橋市が保育園などに通う子どもが体調不良となった場合に、親に代わって病児保育施設の職員が迎えに行き預かる新たなサービスを５月から始めた」という記事がありました。

共働きで子どもが体調不良になってもすぐに迎えに行けない親に変わって職員が迎えにいってそのまま病気の子供を預かるということらしいのですが…、
そうそう…子供ってどういわけか、今日は忙しくて仕事が休めない！！みたいなときに限って、熱を出したり、お腹を壊したりしますよね。で、そんなときにこのサービスはとっても助かるサービスだと思います。でも、迎えにきてもらう側の子供にしてみたら迎えに来た人は全く知らない赤の他人です。そして、保育園から連れ出されて別の施設へ連れて行かれるっていのは相当の不安だと思うわけです。

一億総活躍社会などといわれて、女性の活躍の場が増えるのはいいことだけれど、将来的に活躍するであろう子供たちが情緒的に不安定な状況で育成されることがあってはいけないことだと思うんです。
本当に大切なことはそんなにたくさんはありません。社会全体の仕組みを変えるのは大変でも、自分たちの意識を改革することはできると思うので、
例えば、社内に小さいお子さんを保育園に預けて働いている従業員がいて、子供の体調が悪いので休みたい、あるいは迎えに行くために早退したいというような申し出があったなら、周りの人が気持ちよくそれを助けてあげられる環境を整えることから始めてみませんか？「人財計画」はそういう些細なことの積み重ねで成り立っていくように思います。