ここのブログでもご紹介のとおり
ハンマーナイフを購入したのが2012年の夏
だいたい毎年4月~11月の間
月イチペースで使用してきたのですが
オイル交換以外にもそこそこ整備が必要となってきました。
最初が、これまた以前にも記事にしたナイフの入れ替え
一定方向で回転しているため
摩耗するのは片側だけ
それでも2年を過ぎた頃から鈍ってきました。
特に稗は茎に粘りがあって
刃先が鈍ってきたら切断できずに巻き込むばかり
刈り取った茎の形状を見て、入れ替えが必要だなと判断しました。
そして、今年に入ってから
また稗の多い休耕田を刈ってみたところ
速度を下げたり、刈高を高めたりして
なかなか苦労させられて、ようやくなんとか刈り取ったことから
刃を新替えすることにしました!
まず段差のある場所でジャッキアップ(ジャッキというよりつっかえ棒かな)
普段、使用後に高圧洗浄機でしっかり洗浄したいたつもりでしたが
やっぱりまだまだ土がいっぱい着いてました
こちらが今回ネットで購入した刃とボルト&ナットのセット
でも、実際にはボルトとナットの数が足りないんだよな~
販売者さん! 顧客のことを考えて気を回して欲しいな~
材質もマイルドスチールっぽいので使い回しは無理かも
古い刃を外して 新しいものと比べてみると・・・
草刈ってるだけで、ここまで摩耗するんだな~と改めてビックリ
まだもう少し使えそうでしたが、
鈍ってるだけじゃなく、刃の長さも短くなってしまい
これじゃあ効率が悪くなるのも当然だなと自分を納得させました
(ホントは、もう面倒くさかっただけ)
ということで、刃を付けて
ナイフの新替えは完了
ポイントは、ボルト&ナットを締めすぎないように注意
ブラブラと重力で楽に動くようにしないとアンバランスを起こし危険です
そうこうして刃も新しくなったことだし
バリバリと刈るぞ~
と意気込んで
仕事が忙しくて2月ほど放置してしまった休耕田に向かい
『よし 刈ったるぞ~』と作業を始めた途端
なんかアンバランスを起こして振動するし
なんか調子が悪いかな?と思っていたら
突然、ナイフ側がうんともすんとも言わなくなってしまい大焦り
『そう言えば、定期点検でも駆動側は何にもしてなかったなぁ』と
カバーを開けてみたら、見事にVベルトがプッツンと切れてました
そしたらVベルト買わなきゃとカバーの裏の表示をみてみると
なにやら微妙にサイズが異なるのを発見
SA46/47 SB62/63 SB39/39
取説の部品表には 46 62 39
どっちがどっちなのかなぁ~
と思いながら
ホームセンターに走ると
産業用ベルトとして何点か置いてあるものの
どうにも不安だったため
クボタの代理店を探し
46/63/39を購入
良かった~♪と胸を撫で下ろしながら
不慣れのせいもあって結構面倒臭い
ベルト関連の各部の取外しをして
ようやくベルトの張りを調整しようと思ったら・・・
ナイフ駆動用のベルトがゆるゆるで全然ダメ
(エンジンによってベルトのサイズが異なるため、エンジンのメーカーを確認して選んでください)
(因みに、自分はクボタの販売店が安易に見つかったためクボタで買ったのですが、
よくよくエンジンをみたら三菱=メイキ。 それが間違いの原因でした)
購入したクボタに電話して
泣きこんでなんとか62に交換してもらい
ようやく交換作業を完了することができました
※注: 取説にはベルト交換の説明はありません。
ナイフの刃もメーカーに買いたいと電話したら
愛想なく『購入した店(農機具店)に問合せしてください』の一点張り
まあ、競合との販売競争で本体では利益を出せないために
補用品で儲けを出したいって気持ちもわかるけど
この程度の簡単な機械の整備を頼む気にはなれないんだよなぁ
あと、今回はすぐにベルトを交換して草刈りを完了したかったので
クボタのお店で標準価格で購入してしまいましたが
(3つで税込み8,743円)
別に普通のVベルトなので、モノタロウとかで購入したら
たぶん半額程度になるかも
年間の使用時間によりますが
オイル交換する時にベルトの劣化や亀裂を確認して
早い目に準備しておいた方が、安近短(?)と思います。
次回は、エンジンの停止装置の修理をご紹介します。
(2年ほどでケーブルが簡単に切れてビックリしました)
そんなこんなで、とうとう日が暮れてしましました。。。
”備えあれば憂いなし”
preventive maintenanceの重要性を再認識した出来事でした
簡単そうに書いていますが、結構アチコチを外す必要があります。
希望者には詳しい交換作業の仕方もお教えしますので
知りたい方は気楽にメッセージ送ってくださいネ
(但し、工具の扱いに不慣れな方は自己責任でお願いいたします)