河北新報からの記事です。
災害復旧工事58%着手 内陸9割超沿岸半数以下 宮城県
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120621t11015.htm
東日本大震災で被災した宮城県内の災害復旧工事の着手率が5月末現在、宮城県事業分で58%に上ることが20日、同県のまとめで分かった。地震の揺れによる被害が大半の内陸部で9割以上の工事が始まったのに対し、津波被害が甚大だった沿岸部の着手率は45%にとどまった。同県の災害復旧工事の進行状況が明らかになったのは初めて。
被災した道路や河川施設など公共土木施設の復旧工事は、2011~15年度に取り組む。国の査定に基づく県事業の総工事費は5375億円。
復旧工事の対象は2352カ所。工事を始める前の用地買収や調査設計を除いた着手数は1367カ所。事業費ベースの進行率は18%だった。津波被害が甚大だった沿岸部は半数以上の工事が未着手で、事業費ベースでも14%にとどまった。
事業ごとにみると、着手率は下水道施設が最も高く、121事業のほとんどで工事に入った。砂防や地滑り、急傾斜施設も9割超に着手した。
事業数が最多の1565カ所ある道路・橋施設は57%の事業で工事が始まり、事業費換算でも26%進んでいる。
一方、総工事費の4割以上を占める河川施設の場合、着手率は70%に上るが、事業費ベースの進行率は3%。海岸保全施設は着手率52%に対し、事業費ベースは2%にとどまった。津波で被災した施設の復旧は、かなり時間がかかることを裏付けた。
県は「復旧の現状を県民に知ってもらうことが重要だと考えた。今後も随時進行状況を公表したい」と話した。
1年3ヶ月経ち、災害復旧工事の進行状況が初めて公表されました。
「沿岸部の着手率は45%」
まだまだなんですよね、ガレキを片付けて終わりではないんです。
壊れたものを修復するだけではなく、まずはその地盤から整備しなければなりません。
建築制限の地区もただ安易にかさ上げするだけでOKではなく、かさ上げした場所の下水や水道などの整備も必要となります。
今後の土地について決まっていないことが多いのですが、決してサボっているわけではないことは
わかっています。
簡単に決められない、決められるわけがない。
モヤモヤ感と停滞感が否めないと思いますが、気力を持ち続けてください!
復興まで長期戦です!負けてたまるか 気仙沼!!
災害復旧工事58%着手 内陸9割超沿岸半数以下 宮城県
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120621t11015.htm
東日本大震災で被災した宮城県内の災害復旧工事の着手率が5月末現在、宮城県事業分で58%に上ることが20日、同県のまとめで分かった。地震の揺れによる被害が大半の内陸部で9割以上の工事が始まったのに対し、津波被害が甚大だった沿岸部の着手率は45%にとどまった。同県の災害復旧工事の進行状況が明らかになったのは初めて。
被災した道路や河川施設など公共土木施設の復旧工事は、2011~15年度に取り組む。国の査定に基づく県事業の総工事費は5375億円。
復旧工事の対象は2352カ所。工事を始める前の用地買収や調査設計を除いた着手数は1367カ所。事業費ベースの進行率は18%だった。津波被害が甚大だった沿岸部は半数以上の工事が未着手で、事業費ベースでも14%にとどまった。
事業ごとにみると、着手率は下水道施設が最も高く、121事業のほとんどで工事に入った。砂防や地滑り、急傾斜施設も9割超に着手した。
事業数が最多の1565カ所ある道路・橋施設は57%の事業で工事が始まり、事業費換算でも26%進んでいる。
一方、総工事費の4割以上を占める河川施設の場合、着手率は70%に上るが、事業費ベースの進行率は3%。海岸保全施設は着手率52%に対し、事業費ベースは2%にとどまった。津波で被災した施設の復旧は、かなり時間がかかることを裏付けた。
県は「復旧の現状を県民に知ってもらうことが重要だと考えた。今後も随時進行状況を公表したい」と話した。
1年3ヶ月経ち、災害復旧工事の進行状況が初めて公表されました。
「沿岸部の着手率は45%」
まだまだなんですよね、ガレキを片付けて終わりではないんです。
壊れたものを修復するだけではなく、まずはその地盤から整備しなければなりません。
建築制限の地区もただ安易にかさ上げするだけでOKではなく、かさ上げした場所の下水や水道などの整備も必要となります。
今後の土地について決まっていないことが多いのですが、決してサボっているわけではないことは
わかっています。
簡単に決められない、決められるわけがない。
モヤモヤ感と停滞感が否めないと思いますが、気力を持ち続けてください!
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