GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

ヌビアの砂漠から 4

2014-04-22 08:58:18 | 日記
                 
 アフリカには高度な文明があったようだ、イギリスをはじめとするヨーロッパの国々は、ことさら、野蛮な面を強調し、これらの地域を植民地化する口実にしたのかもしれない。

 どちらが、野蛮で残酷なのか。

 アメリカでは、1%のBillionaire(億万長者)が99%の人々を支配しているという、巧妙な金融社会のカラクリであり、金融システムを操作できるグループの一人勝ち、彼らは政府に働きかけ、自分たちに有利な金融政策を実行させている。

 それは、黙って水を差しだすというようなものではなく、黙って根こそぎ奪い取る地獄の赤鬼‣青鬼も、真っ青の強欲で巧妙‣狡猾なシカケである。

ヌビアの砂漠から 3

2014-04-21 09:31:32 | 日記
           、
 黙ってボトルを置いていく、代金は求めない、なんということだろう、本人だって貧しいはずだ。
 
 先週、アメリカの新聞が、新興国の⒑億人の1日の収入が2ドル以下になるという発表をした、これまでは2ドルをちょとだけ上回っていた、だが、ゼロ金利政策のアメリカが、どうやら量的緩和を調整し始めるらしい。

 セロ金利政策のアメリカでは、アメリカにお金を預けても増えない、そこで、少しでも利率のある国々へ世界のマネーが流れた、そのチャンスに、これを効率よく運用して国を建て直したら良かったのだが、そうした国は少ないようだ。

 さっと潮が引くように海外の投資が逃げていく、また、マンネリの不景気の経済状態、南米やアフリカの国々は、このパターンだろう、なぜインフラの整備や産業構造の改革を行わないのか、行えないのか、この辺にイロイロな問題があり、商社のベテランなら、これを熟知していることだろう。

 独裁政権や政府に結び付いた同族会社に集中して、国全体にまで行かない・国民全体にまで回らない、そんなところではあるまいか。

ヌビアの砂漠から 2

2014-04-20 10:20:37 | 日記
             
 スーダンの砂漠を旅する人は、朝、テントの入口に、水やコーヒーを発見する、なんということだろう。

 人間の営みは、ここまで来なければウソだ、見返りを求めない無償の行為、アフリカには、こんな伝統があったのだ、そして、これは、仏法の求める世界に似ている、
  布施や持戒の諸波羅蜜(しょはらみつ)
  念仏懺悔(ざんげ)修行等
  みなこの道に帰するなり        

 「この道」とは、黙って水を差しだす行為だろう。

ヌビアの砂漠から 1

2014-04-19 20:09:28 | 日記
                 
 アフリカのスーダンの砂漠では、朝起きると、テントの側に、水・コーヒー・タマゴが置かれているという、これが、マナーらしい、名前を名乗らず、見返りも求めない。

 スーダンには、ヌビア人の王朝があった、紀元前800年、あのエジプトを破り、ナイル川のの上流に都を築く、その砂漠の遺跡にはブドウやウシの壁画があるというから、かつては緑の草原だったのだろう。