東洋ゴムの製品が、国土交通省の性能評価基準を満たしていない「不都合な製品」、これは、企業にとってタイヘンなダメージのはずだ。
東洋ゴムの子会社・東洋ゴム加工器が、2004年7月から2015年2月までに製造・出荷した免震ゴム・高減衰ゴムについて、計55棟・2052基が対象,そのため、
「取得した大臣選定のうち3製品が技術的根拠がないのに検定を取得するため ”データーを改竄”していた」
きわめて悪質な行為だが、専門家は、
「免震ゴムの加硫部分は 圧力・温度・時間のコントロールが難しく どうしても製造にバラツキが出てしまうものだ」
だから、問題は、
「不良品を出荷しないこと」
これを、
「メーカーがおこたっていたということだろう」
出荷の際にチェックすればいいことだ、その問題は、業績が落ちると担当者に責任が押しつけられ、出世のさまたげになる、「品質と利益」そのバランスに企業のジレンマがある、この時の担当者は、そういった点では、なかなかのヤリテだったんだろう、だが、そのツケは、大きかった。
東洋ゴムの株価が元気だ、マーケットは、もう折りこんでしまったのか - 3・25 -