GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

東洋ゴムのデーター改竄事件 結

2015-03-29 05:57:00 | 日記
             
 東洋ゴムの製品が、国土交通省の性能評価基準を満たしていない「不都合な製品」、これは、企業にとってタイヘンなダメージのはずだ。

 東洋ゴムの子会社・東洋ゴム加工器が、2004年7月から2015年2月までに製造・出荷した免震ゴム・高減衰ゴムについて、計55棟・2052基が対象,そのため、
 「取得した大臣選定のうち3製品が技術的根拠がないのに検定を取得するため ”データーを改竄”していた」

 きわめて悪質な行為だが、専門家は、
 「免震ゴムの加硫部分は 圧力・温度・時間のコントロールが難しく どうしても製造にバラツキが出てしまうものだ」

 だから、問題は、 
 「不良品を出荷しないこと」
 これを、
 「メーカーがおこたっていたということだろう」

 出荷の際にチェックすればいいことだ、その問題は、業績が落ちると担当者に責任が押しつけられ、出世のさまたげになる、「品質と利益」そのバランスに企業のジレンマがある、この時の担当者は、そういった点では、なかなかのヤリテだったんだろう、だが、そのツケは、大きかった。

 東洋ゴムの株価が元気だ、マーケットは、もう折りこんでしまったのか - 3・25 -

東洋ゴムのデーター改竄事件 転

2015-03-28 06:12:46 | 日記
       
 最近のニッポンの経済状況は、
  1、賃金のアップ
  2、消費の活性化
  3、景気の回復     

 この好循環、10数年ぶり、上昇ムードになったか、バブルの際には、銀座のホステスのタクシー代が10万円、それどころかクルマ、しかも、外車、いやいやマンションをどうのこうの、当時の中央官庁に出向していた民間企業のリーマンが決して口にしてはいけないことがあった、それは、
 「ボーナスの額(がく)」

 なにしろ、立ったというのだ、フリコミではないケース、ほんとうかな、ともあれ上級公務員の手にする給料の何倍であり、それはくやしかっただろう、大学ではアタマの悪い連中が、エリートの彼らより、ずっといいカネをゲット、家庭では、そばにいるヒトから、
 「ああ シッパイした」
 「これじゃあ 毛皮のいちまいも買えないじゃあないの」
 「ドーソー会には なにを着ていったらいいの」
 「まさか ハダカで行けって いうんじゃあないでしょうね」

 チクチクといびられ、なんと。
 「こんなことなら 三井物産に行ったペケオちゃんにすればよかった」
 「カレ わたしにプロポーズしたのよ」
 「・・・」
 「くやしいー」
 ペケオちゃんのツレアイは短大卒、
 「お茶大を出ているワタシが なんで こんな目にあわなければいけないのよ」
 「そんなこといったって」
 「うっうっうっー ぐやじいー ぐやじいー」
 「おっおっ おまえ」
 「グフグフ キイッー キイッー」

 だから、ただの金融局長が、銀行の貸し出しを制限する、これによって、あの狂瀾怒濤のバブルが崩壊、全速力で走っているクルマに急ブレーキをかけたのだ、つまり、バブルの終了は、
 「カスミガセキの役人の ジェラシーが原因だった」

 これに懲りたアベ政権は、公務員の給与の引き上げだけは熱心で、8%の消費税の何割かが、それで消えてしまった。

 それは、ともあれ、今回は、東洋ゴムについてであった。

東洋ゴムのデーター改竄事件 承

2015-03-26 05:46:26 | 日記

 ある記事には、
 「この免震ゴムは、小さいものでも1基100万円以上、ジャッキアップで取り替えられるため、建物全体を壊す必要はない、それでも数トンはあるから、タイヘンな手間と労力が必要になる」
 数トンですむのか、数十ンのマチガイではなかろうか、それとも分散するのか。

 東洋ゴムの連結事業は、
  タイヤ        74
  ダイバーテック    21
 タイヤは国内で4位、トラックやバス北米向けのSUVに使用、
  銀行    三菱 みずほ 農中
  証券    野村 三菱モルガン
  社員    連 10819 単 2413
        平均年齢 39.6  
        給与   597万・年      
 なお、
  仕入先   鬼怒川ゴム工業
  販売先   三菱商事         

 株価は、この事件によって、もっと下げると思ったが、すぐに買いが入った、それだけ、実力と人気があるのか、それとも、これは、もう、ある程度は、折り込みずみだったのかもしれない。      
         

東洋ゴムのデーター改竄事件 起

2015-03-24 14:42:43 | 日記
         
 2015年の3月下旬、ダウは19000円をこえ、2万円をうかがう勢いで、どうやら、この景気はホンモノのようだ。

 ニューヨークがモタモタしてもビクともしない、日本経済の独歩高、クルマ・電機・製造業が好調で、春闘では、ほとんどがベース・アップをした。

 4月に入っても、現在の好況を持続し、中旬あたりからチョーセイに入るとか、ところで、先週は、東洋ゴム・5105が大ソウドウ、免震装置の偽データーが発覚してしまったのだ。   

 3月16日、なかなか値がつかなかった、そして、始値は2271円の500円安、この日の高値は2470、終値は2424円で367円安、出来高は1516万株、だから、成り行きで売りに向かった人は、2271をつかみ、この日は、それより下げなかった、つまり、タイヘンな「ソン」

 東洋ゴム、どうして、そんなことをしたのか、社長は国交省に呼ばれ、さんざんアブラを絞られたという - 上は、この会社の手掛けているナノ・レベルのシミュレーション -