エリーとサエナイ君 １

　
　エンジニアの佐江内君、AIを作ることにした、美少女のAI、ちょっとシンパイ、思ったようなのができるかどうか、人間でも、親の言うことを聞かない、兄弟のナカなんか、まったくうまくいかない。

　サエナイ君、
　「おっぱい　おっぱい　ふふふ」
　母親に愛されなかったサエナイ君、うれしくてたまんない、
　「きれいでやさしくて　ぼくちゃんをあいしてくれる愛の戦士　セーラームーン　ぐふぐふ」

　そんなにうまくいくだろうか、まずはパーツを買いにいこうか。

ヒカルとピーター 8

　
　どうなるんだろう、オンナのエーアイ、案外。この部門が発達するのかもしれない、だが、ロボットとちがうから言うことをきかないかもしれない、ややこしいころになりそうだ、もてないエンジニアの創作したもん、
　１、マッターホルンのおっぱい
　２、グランドキャニオンのおまた
　３、クビッツリのできる腰のくびれ　　　

　１は大きいこと、「高尾山」ではない、この連中は歳をとらないのだろうか、面白い時代か、地獄の時代か、どちらだろう。

ヒカルとピーター ７

　　　　
　朝のテレビでAIが、その日の株価を予想、注目銘柄を紹介、当たる時もあるが外れる時もある。

　これだけ情報が多くなると、ヒトのアタマだけでは処理できない、だから、このAIが成長すれば、正確さが増すのかもしれない、そして、AIとAIのバトル、
　「トーシバは　カイ　カイだ」
　「なにをいうてけつかる　あんなボロ会社　利益が出たのは　メモリー部門を売却したからだ」
　「世界ではじめて　ノートパソコンを作ったんだぞ」
　「ダイナブックだろ　ショウワで売れ残って　ヘイセイでたなざらしだ」
　「だまれ　だまれ　このチャートが　目にはいらぬか」
　「はいって　たまるか　このポンコツAIめ」
　「なにを　ピーピー　ガーガー」

　うるさくてたまんないね、なんとかしておくれ。

ヒカルとピーター ６

　
　「ピーター　１／２＋１／３はいくつ」
　「ふふふ　２／５って言うと思ったんでしょう」

　「ピーター　タバコのスペルはどーう」
　「ふふふ　rabaco っていうとおもったんでしょう　ざんねんでした」
　「わかんないんだ」
　「いいえ　tobacco　でーす」

　「ピーター　鳥羽伏見の戦い　幕府の敗因はナアニー」
　「将軍が逃げたコト　それとｴﾝﾌｲｰﾙﾄﾞ銃　射程が900〜1000ﾒｰﾄﾙ　幕府側の倍以上　イギリスの最新式　1丁30両　1両を13万円とすると　およそ400万円　薩摩は1万丁　購入していた」
　「もう　いい　むう　いい・・・」

　まったく、かわいげがない。
　　　

ヒカルとピーター 5

　　　　
　この時代には、AIがヒトのいうことを聞かなくなっていた、ロボットとちがってAIは自分で考えることができる、
　「それに　アタマがいい　ふつうのヒトはかなわない　いや　ほとんどのヒトがだ」

　「21世紀の初め　将棋やチェスの名人が負けてしまった　今は　それどころではない」

　このAIが量子力学の世界をｺﾝﾄﾛｰﾙするようになったら、人類はどうなるのであろう。