奈良県奈良市にある「宝来山古墳」。
別名 菅原伏見東陵(すがはらふしみのひがしのみささぎ)。
第11代垂仁天皇の御陵です。
伊勢神宮ができたのも、
相撲が生まれたのも、
この垂仁天皇の時代です。
ここは日本中の前方後円墳の中で、一番美しいといわれてます。
水壕に浮かぶ小島は「田道間守」の墓と伝えられている陪塚。
水壕は古くからその土地の水源。
田畑を潤す水です。
「文久の修陵」の際、陵墓を整えるために、
近隣の民を働かせ、代わりに水利権を与えました。
現在も、水壕の権利は地元住民にあるため、
増えた水によって墳丘が削り取られても、
水位を低くさせる権利は、宮内庁にはないとか・・・
ともかく、この垂仁天皇陵はほんとキレイ・゜・☆・゜:*(´∀`)*:゜・☆・゜・
ちなみに垂仁天皇の皇后 日葉酢媛命の陵墓も奈良市内にあります。
先に亡くなった皇后に殉死する者たちを
土器の人型や馬型に置き換えました。
これが埴輪の起源です。
垂仁天皇の時代が、今の時代に続く文化の出発点なのかも・・・
一度、行ってみて
奈良市 垂仁天皇陵
http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/011/index.html