華厳宗大本山・東大寺
創建は奈良時代。
本尊は盧遮那仏、「奈良の大仏さん」です。
創建当初から「東大寺」であったわけではなく、
若草山の麓に、聖武天皇と光明皇后の幼くして亡くした基皇子の菩提として
僧を住ませたのが、東大寺の前身「金鐘寺」の始まりだといわれています。
(これも諸説あるようです。)
743年、聖武天皇は大仏造立の詔を発し、
752年開眼供養が施されました。
費用は現在の金額にして4600億円以上。
開眼供養の参列者は1万数千人。これは正倉院に参列者の名簿が残っており、
参列者は開眼の筆に結ばれた紐を握り、開眼の儀式に加わることができたようです。
現在の大仏は二度の焼失後、1691年に開眼されたものです。
南大門
中門
大仏殿(金堂)
ここまでは観光客も多く、人・鹿・人・鹿と溢れています。
シ━━((☆≧Д≦)p━━カ♪・:,
大仏殿の北西にあるのが文化財の宝庫・「正倉院」。
本来はどこの寺にも正倉はあったのですが、
現存する正倉が東大寺のものだけとなったため、
「正倉院」=東大寺となったわけです。
現在、外装工事のため、校倉造の高倉を見ることはできません。
ゥヮ━━。゜(゜⊃Д;゜)゜。━━ン!!!!!!
ちょっと高い塀の上に登ったけど、完全に覆われてた・・・・
裏参道を歩いていくと「大湯屋」が見えてきます。
その名の通り、東大寺の「お風呂」です。
この裏参道を抜けたとこに、二月堂があります。