久しぶりすぎる…なぜなら移動図書のたびに登山してて借りれなかったから😵12月も借りれないのだよ😭
トータルこれだけ。
それ以外は自宅の本を読み直してました😌
昨年引っ越しの際大量に処分したのでさらに厳選された本しかないのだよ😭
山崎豊子が好きだぜ❤️
白鳥とコウモリ
東野圭吾です。
東野版「罪と罰」というキャッチコピー。
ドストエフスキーのソレはなんか重くて多分最後まで読んでないのですが…
1人の男が犯した罪と、その罪のせいで何も関係ない人が冤罪になり、そのせいでその家族が路頭に迷った…
そしてその男は罰を受けた…
それを東野流に現代に置き換えてさらに掘り下げた…そんなストーリーです。
善良な弁護士・白石健介が殺され
白石を殺しました、さらに30数年前の殺人事件の犯人も私です。と倉木達郎という男が自首してくる。
白石を殺したのは本当に倉木なのか?
30年前の事件とは…
因果応報・信賞必罰
面白いです。2日ほどで読み終えました😌
ソロ
笹本稜平さんの本はたまにしか読まないけど…登山小説が多いです。
主人公、奈良原和史は日本ではあまり有名ではないもののアラスカで数々の難壁に挑みついにヒマラヤの舞台へ。
世界第4位のローツェ、そしてトモチェンセンが登頂したか疑惑の南壁に挑む。
和史は金銭的な援助を受けずバイトをして登山をしていたが初めて登山用品会社と契約。
本当のソロとは…なぜこの壁に挑むのか…和史の心の描写がいい。
笹本稜平だってヒマラヤ8000メートル峰登ってるわけではないのであとは想像だろうけど、それでも引き込まれる景色がありました。
とく気になったのはここ
どこのチームも陸軍将校がついてくるんだけど、その男が高い山に登り景色に感動するシーンがある(登山家を目指すような描写)
私は登山を始めて7年半になり、初めて見る大感動の景色が稀になってくる。
そうそうここ登れば御嶽山が見えるよなぁーとか、天気よけりゃ富士山見えるでしょーねとか…
その都度その都度感動するけど、既視感があるから本当に初めてその景色を見た感動を覆すことはなかなかない😌
だからこそ、登山始めてまもない人と一緒に行った時、その人がすごい喜んでくれるその笑顔が嬉しい気持ちよくわかる😌
そう、私もこの景色に感動したなという懐かしくも新鮮な気持ちになる…
勿論私が登るのは日本の山だけど…
低山から冠雪した剱岳が見えてそれを喜んでくれる人がいたら心から嬉しい☺️そんなことをふと思いました。
ソロは続編もあるようです。
暴虎の牙
柚月裕子の狐狼の血三部作のうちの一つ。
1番新しいけど、狐狼の血の前日譚というには軽すぎるか…
狐狼の血より少し前の話です。
舞台は仁義なき戦いの頃の広島でありそれはそれは血まみれな時代のヤクザとマル暴の大上との話。結構凄惨な話なので…好き嫌い分かれるかな。私はヤクザ漫画をこよなく愛するので読みますが痛そーなシーンは早送りしてみてます。
スモールワールズ
本屋大賞ノミネート、直木賞候補で選んだ。
可もなく不可もない短編集。
随分前に読んで何一つ覚えていないのは短編だからなのか、心に残らなかったからかは不明(笑)琴線に触れたりはしてない😌
ドクターデスの遺産
「お父さんがお医者さんに殺された」という通報。
イタズラ電話かと思ったがどうやら主治医とは異なる医者が来てから急変して死んだらしい。
読む前から尊厳死のことだろうとは思っていたけどその通りでした。
人間には生きる権利と死ぬ権利があると私は思っている。
ただ、この世に生を受けた以上生きることに意味があると思ってるし、安易に幕を下ろすことを良しとしてはいません。
ただ不治の病で、苦しいだけで、それすら終わらせることができないとしたら私は死を望むでしょう😌
でも自分の大切な人が苦しみ悶えてるのに、死ぬのがわかっていて本人が死を望んでいたとしたらその死を与えることができるか…
その辛さに終止符を打つ愛もあるのだろうなと…
深く考えさせられたのでした。
人の致死率は相変わらず100%のままですから、避けられない以上穏やかであってほしいと思うでしょう😌
話はズレるけど絞首刑は一瞬で終わり、切腹させらる人には介錯人がつきます…
どうして善良な市民がもがき苦しむのを止めてはいけないのか…
ドクターデスとは誰なのか
そしてなぜこのようなことを行うのか…
尊厳死を日本でも認めてほしいと思ってます😌
あと目も当てられない認知症になった時も、元気な時の遺言で死なせてほしい。
突然道路の真ん中で、全裸になる母親を持った息子さんを知ってます。
私ならそうなる前に死にたいから…
良い本でした。