登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 22.8月分

2022年08月23日 | 読書
今月雨で全然山に行けないのと、コロナの濃厚接触かもと言われ一日自宅にいたらぜんぶ読み終わった😭
やればできる子なのだ。(でもやらない)

今回の5冊は全部最後まで読んだし、どれもそれなりに面白かった。


境界線
大好きな中山七里の作品
東日本大地震の行方不明者の免許証を持つ遺体…でも家族に確認すると別人だった。
この人は誰なんだろうか?なぜ行方不明者を名乗っているのか?どうやって戸籍を手に入れたのか…
死亡届を出せない家族の気持ちと、人の人生を生きたい人の気持ち…なんだか切なくなります。本当にありそうなお話です😌

素敵な日本人
東野圭吾の短編集。皮肉たっぷりのシュールな笑い。速筆な東野さんも短編は倍速で楽しく書いてるんじゃないかな?と思うようなサラサラ読めてクスッと笑える。


マスカレードゲーム
マスカレードシリーズ最新作にしてラストなのかな?
お馴染みの二人とホテルコルテシア。
このホテルでは過去2回殺人事件が未遂で終わってる…そんなホテルでまた事件が起きそう…今回はクリスマスです🎄
マスカレードホテルが一番やったけど、同じホテルでというとやはり難しいですよね。コナンじゃああるまいしそんなに事件起きちゃ困る(笑)最後は、あーそーなっちゃうんだぁーとなんだか悲しい😌

女のいない男たち
村上春樹は得意ではなくて、回りくどい比喩とクラッシックに詳しくて料理のできるイケメンではないけど、まぁ女に対してもそつなく相手ができるという村上作品に出てくる男が苦手です(自分を投影してるとわたしは思ってる)
なんで借りたかというとドライブマイカーが入ってるから。
読んで本当に40ページほどの小作なんですが、どーやって3時間に膨らませたのだろう?と
わたしとしては永い言い訳の方がずっとよかった。あれは短編ではないけどわたしが感動したセリフがあって(どっちが浮気したかで違うんだけどさ)
愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくない
このセリフが凄く好きです。だからドライブマイカーはそこまで…(笑)
生きてる時に愛を伝えないと、死んだらどうにもできない。後悔のない人生を。


倒産続きの彼女
元カレの遺言状の続き(笑)
続いてませんね…剣持シリーズです。
主人公は剣持麗子と同じ事務所の苦労人弁護士。
あるタレコミが…
この女性が就職した会社は全て倒産していると…それも遂に4社目😳
その真偽を探っていく話です。
ラノベ感覚で読めます👍





最近読んだ本 22.6.7月分

2022年08月07日 | 読書
最近あまり本読めてません💦
なんか忙しい😰
山に行くのに早起きする=当然前日読書はしない。
週二回夜ウォーキングする=読書しない
などなどの要因が重なり借りてる割に読めてないという残念な人😱


ミカエルの鼓動
柚月裕子は大好きなのでセレクト。
いきなり大雪山系旭岳遭難シーンから始まります。でも登山ものじゃなくて医療モノ。
大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條が主人公。ミカエルを用いて手術し大学病院の発展を信じている。

ドイツ帰りの天才医師・真木が西條の目の前で「ミカエル」を用いない手術を、とてつもない速さで完遂する。

最先端のロボット術式か、それとも従来術式か…
そして、記者からの「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」という言葉。
西條は何が正しいのか葛藤する…そんな話。

ロボットを使用する手術が一般化してるけど…やっぱり人間の手には勝てないのかな?実際にそういうこともあるのかなーと思いながら読めた。良本👍

透明な螺旋
東野圭吾です。やはりこの人の本はサラサラと読める。ガリレオシリーズなので湯川が出てきます。
事件的にはそんなに難しくないけど、湯川の両親が出てくる…湯川の意外な面が出てきて草薙と同じくらいわたしも困惑(笑)

残月記
本屋大賞ノミネート。
近未来の日本が舞台。独裁政治下になってる。
世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでそっと生きる女との一途な愛の物語。
うーんなんとかこれは読んだけど中編小説が他にも入っててそれは読まずに返却。

硝子の塔の殺人
これも本屋大賞ノミネート。
ところがー読む前に期限が来てしまった。
雪深いとこにある硝子の塔で起きた殺人事件が二転三転しながら解決していくらしい。
本屋大賞ノミネートは必ず読んでるので😱読めなくて悲しい😂

中途半端に終わった😂

話は変わって昨日髪の毛を黒くしてきました(笑)
正確には濃い緑😌2週間もすれば元の金髪が出てくるので暫しおとなしめの頭にしておきます。


こんな頭だったので

真っ黒(笑)

この夏も天気が不安定で困ります😂
私が何をしたというのだ😭
晴れてください😆TJAR始まったので応援ちうー❤️




最近読んだ本 22.4.5月分

2022年06月14日 | 読書
YAMAPが結構時間食う…

書くのはブログが一番時間かかるけど。
推敲を重ねてるからね😤(その割に誤字多い)

でも本も読まないとね😏
決められたルーティンはこなしたい。
トレーニングしないくせにね😌


下2冊取り寄せ
上2冊自動車文庫

ミス・サンシャイン
吉田修一作品は結構読んでるのだけど…
80代の元女優と、20代の大学院生の交流の物語。
和楽京子(鈴さん)という名前で日本中で知らない人はいなかった大女優😌
映画芸術を学ぶ大学院生・岡田一心はゼミの先生に紹介されて、戦後の日本に元気を与えた大女優の荷物整理のバイトをすることになる。
10年も前に引退したとはいえまだまだ美しい鈴さんと、奔放な恋人に振り回される一心との優しい恋の話。
当然ながら2人が恋愛関係になることはないのだけど、怒涛の時代を生きた和楽京子のことを少しずつ紐解きながら流れる温かい時間が読んでいて心地よい👍
良い本です。


ブランド
小説だと思って手に取ったらエッセイっていうのかなー、短編小説ともちがって…紀行文というか。
エプソン、エルメス、大塚製薬、サントリー、JCB、ティファニー、日産、パナソニックなどから依頼を受けて書いたものを直してまとめたらしい。

吉田修一の感性がわかる本です。
サラサラと読める。まぁこんなもんか。




赤と青とエスキース
本屋大賞2位です。
エスキースとは絵画の下絵的なものらしい。
一枚の絵が30年どんな旅をしてきたのか…いろんな人の視点から描かれてる。

最初は描かれた経緯…それぞれがつながって一つの物語になり伏線が回収されていく。
この絵に似合う額がつけられて、また飾られていく…
最後にそーくるかーと思わせる良本。
また読みたい。オススメ



塞王の楯
直木賞受賞。
どんな攻めをも、はね返す石垣。
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
↑ということを知らずに借りてしまった。
読んだけど挫折。
どうも歴史物は苦手。そして分厚過ぎて😢ごめんなさいしました。
一応あらすじとしては戦国時代大津城。
絶対破られない石垣を作る男と
絶対に打ち破る鉄砲を作る男の物語らしい。

作者の今村さんたまにコメンテーターしてますよね。

以上最近の読書でした。





最近読んだ本 22.2.3月分

2022年04月20日 | 読書



今年真面目に登山してるのでなかなか読書の項目まで順番が来ません(笑)

必然的に記憶が薄れています。
その顕著な例が

最近読んだ本 2019.4.5月分 - 登山とえとせとら

最近読んだ本 2019.4.5月分 - 登山とえとせとら

GWのため移動図書が1回抜けたからまとめて2ヶ月分でーす。めんどくさくなってまとめたわけではありません。むしろあと伸ばしにして既に記憶が曖昧です(笑)デザインが同じ...

goo blog

 
本が一冊被ってますよね(笑)
これは読む前に気がついたのでセーフです😆
過去には最後まで読んでも2度目なこと気がつかなかったことありますから

脳みそ腐ってます🥲

ということで残りの3冊
野良犬の値段
突然6人のホームレスを誘拐したというホームページが現れた。
毎日朝8時に(確か)更新される。
公開された6人のみすぼらしい男たちの顔写真と名前。
事件なのかイタズラなのかもわからないまま日本中が釘付けになる……
この写真の男たちはどこの誰なんだろうか?
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に
誘拐サイトは次々に身代金を要求する。

人の命の重さとは……

どこかの誰かが人の命は地球より重いと言いましたが……
そんなことは無い。
誰の命も平等な重さだと私は思ってます。

百田尚樹は本当に面白い本を次々書きますね😌

テロリストの家
公安部のエリート刑事・幣原が主人公。イスラム国関連の極秘捜査から突然外され、息子の秀樹がテロリストに志願したとして逮捕される。
妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難され居場所はどこにも無い……
息子は本当にテロリストに志願したんだろうか?

公安刑事と父親との狭間で苦悩する主人公の描写が良かったし、なによりそーやったんやーという終わりが悲しい。

元彼の遺言状
今クールで綾瀬はるかが連ドラしてますね。


相関図で誤魔化す(笑)
原作では大泉洋はそんなにメインの役では無いけどこんな感じです。
麗子は綺麗な人だろうと思っていたけど、私失敗しないのでの大門未知子みたいな感じな人がイメージなので、ポスト米倉涼子見たい人が望ましかった(私としてはね)

面白いけどラノベ感が強く、サラサラ読める本でした。
麗子を主人公にした続編があるそうなので気が向いたら読むかもしれません👍🏼



全然関係ないけどお土産でもらいました😝
静岡土産で、タバコの箱みたいけど、スティックのお茶です。これが濃いお茶で凄く美味しい❤️
パッケージが面白くて思わず写真撮りました😝




最近読んだ本 21.1-22.1月分

2022年02月04日 | 読書
本読んでますよたまに(笑)


死にゆく者の祈り
教誨師の顕真。拘置所で目に留まった一人の確定死刑囚は、大学時代の山岳部で顕真を遭難事故から救った親友だった。
彼はなぜ人を殺めたのか。担当刑事とともに教誨師という枠を超えて彼を助けたいと願う…

主人公と関根要一は大学時代の同じ山岳部だった。
剱岳登山の際遭難し、関根に命を助けられている。彼が殺人など犯すだろうか?

最後はありえない展開だったけど、概ね面白く読めた。死刑囚って死ぬのが償いだから特に作業とかもなくて暇ってきくけど、暇だからこそいつ死ぬのかという恐怖が強いのかな?
なんて考えながら読みました。
中山七里は面白い。

夏の騎士
久しぶり百田尚樹。
この人は何を書いても上手いですね。
永遠の0とか海賊と呼ばれた男も素晴らしいけど、私は幻庵を読んで書き手としての百田尚樹の素晴らしさを再確認したんだけど(笑)
今回は小学生が主役。
どこにでもありそーな、普通の小学校が舞台で、これまたちょっと馬鹿な男3人がつるんで超可愛い子の騎士になるという話。
騎士ってなにをするのか分からないから、勉強してみたり、行方不明の小学生3を探してみたり、秘密基地で作戦を練る。
百田版スタンド・バイ・ミーと書いてあったけど、百田版ズッコケ三人組です。面白いです。すぐ読める。

心淋し川
直木賞受賞作。この人の本初めてかも。
舞台は江戸時代。架空の長屋で暮らす人たちのオムニバス。
色んな人が出てきて、そして最後全てが繋がる。
ブスばっかり4人妾にしていた男が死に、
捨てた女が歌っていた歌を聴いて落ち着かなくなる料理人、ワガママな病気の息子をいつまでも面倒見る母親、そしてそれを見守る差配の茂十。何故茂十がこの寂れた長屋に住んでるのか全て回収して終わるのでスッキリする。
直木賞受賞作にしては読みやすく良かった👍🏼

52ヘルツのクジラたち
52ヘルツのクジラというのが実在して、その鳴き声だけ他のクジラと違うことは分かるけどどんな種類のどんなクジラかは分からない。
ただ他のどんなクジラとも鳴き声のやり取りはできていないと思われ世界一孤独なクジラと言うことになってるんだけど……

過去を捨てて大分にやってきたある女性と、母に虐待されてきた少年の物語。
やっぱりどこか悲しくて、声をあげたくても上げられない、あげても届かない人達の物語。
本屋大賞。


うーんパズルとロジックにハマり読書を疎かにしてましたが本はやっぱりいいですね❤️

また借りたのでせっせと読みます👍🏼

ところで大雪らしいですねー明日山に行きたかったのに😭