先日大岩壁の感想を書かせてもらいましたが…
人の書評をほうほうと読みますが
自分が書くとなると下手くそなのが…
自分で自分が腹立たしいです
でも備忘録ですので…悪しからず。
この6冊読んでました。
まず右上
望郷
なんか映画になるそうですね。
読み終わってから知りました。
白綱島という島を舞台に6つの作品からなるオムニバス。
その島での出来事はフィクションなんだと思いますが…そういうこともあるんじゃないかなーって。
特に海の星とかみかんの花なんかは湊かなえらしいオチで、読後感最悪系とかではなく
あぁ…そうくるんだ…的な。
そんな話でした。
ライオンズ1958
似たようなタイトルで赤ヘル1975という重松清の本を彷彿とさせます。
赤ヘルは広島の小学生が主人公でしたが、
こっちは戦後が残る福岡が舞台。
新聞記者と実在の選手大下弘、そしてヤクザの田宮その3人がところどころで繋がりつつライオンズの優勝までが綴られている。
60年前の福岡はそんな感じだったのだろーか?と思いを馳せながら読めます。
西武の縦軸と
人間関係の横軸が上手く絡み合って読み応えのある話。
バベル九朔
鴨川ホルモーの作者の自伝的小説ということで…当然ながら虚実混じった世界で、どこまでホントの出来事で、どこから物語になったんだろう?
全く分からなかった。
バベルという名の雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す主人公と大九朔と呼ぶ祖父の作り上げたビルがどんどん大きくなっていく。
かつてあったテナントがどんどん積み重なり街の喧騒から離れ湖の見える景色が広がる…
ミラクルワードぽい話が苦手なので最後まで読んだけど、最後現実に帰れたのかどうかもよく分からない話でした
平凡
角田光代の作品は大好きなので見つけたら必ず借りてます。
どこにでもいそうな平凡な人間ばかりの話。
それぞれ平凡で在り来りな人生だけど、
もし…あの時結婚しなかったら
もし…あの時仕事を辞めていなければ
もし…
平凡な人生の中にもいくつもの岐路があったであろうし、違う分岐を歩いていたら…
私は人から見たらかなりしょーもない人生歩んでるんですが、一片の悔いもないめでたい人でして…
もしあの時〇〇してたらと考えることがないです。
でもこの本読んでちょっと考えてみた…
もしオッサンと結婚しなかったら?
もしその前の男をおいかけて大阪に行かなければ?
自分のつきたかった仕事についていたら?
行きたかった学校に進学していたら…。
そんな楽しい時間を想像出来ました
そして最後ハーメルンの誘拐魔
子宮頸がんワクチン被害者が誘拐された。
身代金要求はない。
その後子宮頸がんワクチン推奨団体会長の娘も誘拐される。
同じハーメルンの笛吹き男のポストカードが置いてあるという共通点だけ…
多分と思っていた犯人…そしてその裏をかく真相…
フィクションだけど、子宮頸がんワクチンで深刻な後遺症が残ってる人がいることを思うと今1度考え直したいと思うストーリでした。
さー10月はどんな本に出会えるのかな?
楽しみです。
移動に伴い、本が借りれる日も変わってしまう菖蒲なのでした。
人の書評をほうほうと読みますが
自分が書くとなると下手くそなのが…
自分で自分が腹立たしいです
でも備忘録ですので…悪しからず。
この6冊読んでました。
まず右上
望郷
なんか映画になるそうですね。
読み終わってから知りました。
白綱島という島を舞台に6つの作品からなるオムニバス。
その島での出来事はフィクションなんだと思いますが…そういうこともあるんじゃないかなーって。
特に海の星とかみかんの花なんかは湊かなえらしいオチで、読後感最悪系とかではなく
あぁ…そうくるんだ…的な。
そんな話でした。
ライオンズ1958
似たようなタイトルで赤ヘル1975という重松清の本を彷彿とさせます。
赤ヘルは広島の小学生が主人公でしたが、
こっちは戦後が残る福岡が舞台。
新聞記者と実在の選手大下弘、そしてヤクザの田宮その3人がところどころで繋がりつつライオンズの優勝までが綴られている。
60年前の福岡はそんな感じだったのだろーか?と思いを馳せながら読めます。
西武の縦軸と
人間関係の横軸が上手く絡み合って読み応えのある話。
バベル九朔
鴨川ホルモーの作者の自伝的小説ということで…当然ながら虚実混じった世界で、どこまでホントの出来事で、どこから物語になったんだろう?
全く分からなかった。
バベルという名の雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す主人公と大九朔と呼ぶ祖父の作り上げたビルがどんどん大きくなっていく。
かつてあったテナントがどんどん積み重なり街の喧騒から離れ湖の見える景色が広がる…
ミラクルワードぽい話が苦手なので最後まで読んだけど、最後現実に帰れたのかどうかもよく分からない話でした
平凡
角田光代の作品は大好きなので見つけたら必ず借りてます。
どこにでもいそうな平凡な人間ばかりの話。
それぞれ平凡で在り来りな人生だけど、
もし…あの時結婚しなかったら
もし…あの時仕事を辞めていなければ
もし…
平凡な人生の中にもいくつもの岐路があったであろうし、違う分岐を歩いていたら…
私は人から見たらかなりしょーもない人生歩んでるんですが、一片の悔いもないめでたい人でして…
もしあの時〇〇してたらと考えることがないです。
でもこの本読んでちょっと考えてみた…
もしオッサンと結婚しなかったら?
もしその前の男をおいかけて大阪に行かなければ?
自分のつきたかった仕事についていたら?
行きたかった学校に進学していたら…。
そんな楽しい時間を想像出来ました
そして最後ハーメルンの誘拐魔
子宮頸がんワクチン被害者が誘拐された。
身代金要求はない。
その後子宮頸がんワクチン推奨団体会長の娘も誘拐される。
同じハーメルンの笛吹き男のポストカードが置いてあるという共通点だけ…
多分と思っていた犯人…そしてその裏をかく真相…
フィクションだけど、子宮頸がんワクチンで深刻な後遺症が残ってる人がいることを思うと今1度考え直したいと思うストーリでした。
さー10月はどんな本に出会えるのかな?
楽しみです。
移動に伴い、本が借りれる日も変わってしまう菖蒲なのでした。