登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 21年3月

2021年05月31日 | 読書



そうかこれを読んだのは3月か。
もう5月も終わろうと言うのに……

そしてバトンは渡された
2019年本屋大賞受賞していることと、親が次々変わることを聞いていた。
実の息子ですら殺意沸くほどムカつくのに
他人の子供をそんなに愛せるものかな?

そもそも犬や猫じゃあるまいしそんなに親が変わる話受け入れれるかなーと敬遠していたわけです。

でも本屋大賞ノミネート作品に外れないのでようやく手に取りました。

主人公の優子は3歳の時実母が交通事故で他界。
小学校の時父は梨花さんという女性と再婚。
そして父は仕事でブラジルに行くのだけど、優子は梨花さんと日本に残ることを選ぶ。

謎なのはこの時父は梨花さんと離婚したこと。
この後も優子は色んな出会いをしていくけど、みんなに愛されてる。

ストーリーとしては高校生の”森宮優子”が”水戸優子”、”田中優子”、”泉ヶ原優子”を振り返りながら、家族、進路、友情、恋愛に悩んだりしながら生きていく話。

そんなことあるかなー?と半信半疑で読み始めたけど、後半は何だか泣けました。
結婚するのに沢山いる親から承諾を得る優子。

本当と親とは?血の繋がりって?
考えさせられました。

映画化され、森宮さんは田中圭でハマり役やなぁーとおもいます。
梨花が石原さとみなのはちょっと違うけど😌

ちなみにこの本を読んで泣いた私も
うちの息子……誰かにバトンを渡したい……という本音が見え隠れしましたね。
だれかバトンいりませんかー?



少年と犬
直木賞受賞。

私は芥川賞と直木賞、本屋大賞は必ず読むことにしているので選択。
馳星周の作品はあまり得意ではなく今まで2.3冊しか読んだことがありません。

これは犬に関するオムニバス。
男と犬
泥棒と犬
夫婦と犬 
娼婦と犬
老人と犬
少年と犬
このうち夫婦と犬が富山県舞台。

多聞という、一匹の犬が5年かけて移動して目指したものとは……
ほんのり泣ける話。
だけどあんまり得意じゃないなー。