登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 21.4.5.6月分

2021年08月04日 | 読書
読書の投稿が遅れがち…
4月に借りた後、5月はゴールデンウィーク、6月は棚卸し?とかぶり3ヶ月分借りてます。

と言うかゴールデンウィークとかいつのこと?って感じですね。

でも備忘録兼ねてますので。



アポロンの嘲笑
2011年東日本大震災から5日目、福島県で殺人事件が起きた。
殺されたのは金城純一、被疑者は純一の妹と交際していた加瀬邦彦。
同期は交際反対によるものと思われていたが、余震に乗じて邦彦は逃げ出す。
福島第1原発に向かって…

加瀬邦彦の生い立ちが不遇すぎて途中読むのが辛い話。阪神大震災に罹災して、さらに東日本大震災に罹災した人はそれなりにいるんじゃないかなと思った。
阪神大震災があったときは富山にいて、東日本大震災があったときは大阪にいた私は、日本一地震の少ない富山に住んでる為震度3でもとんでもない地震やーと思うほど慣れていないのだけど…震度3.4の余震が続く世界とは如何程だろうかと思いながらやっとかっと読破。
とにかく邦彦が運命に翻弄され続けて可哀想だった。


総理にされた男
総理のモノマネが受けている劇団員が主人公。

本物の総理大臣は蜂窩織炎にかかり意識不明の重体。
官房長官より暫しの代役を依頼されたが、なんと本物は死んでしまう。
代役なことを知っているのは官房長官と相談役の友人1人だったが、友人は栄転でイギリスへ。
官房長官は心筋梗塞で亡くなる。
それでも本人の意思で総理大臣をやり遂げていく話。

ありえないといえばそこまでやけど、素人ならではの政治手腕が面白くて読める。
民王みたいな感じ。



帝都地下迷宮
私は中山七里をよく借りるな(笑)

主人公は鉄道マニアの公務員小日向。ある日、趣味が高じて、廃駅となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。
そこで思いがけず出会ったのは、地下空間で暮らす謎の集団だった。この集団の仲間?になるがある日仲間の1人が殺される。ただ殺されたのは潜り込んでいた公安だった。

という話。ちょっと設定がないなと言う感じ。


店長がバカすぎて

本屋大賞ノミネートで借りた。
この人の作品は初めて。
書店員が主人公の本を書店員がお勧めし本屋大賞ノミネートまでになったのだから、この中の話は書店員にとってあるあるなのかもしれないと思いながら読んだ。まぁそんな本。


痛くない死に方
私の好きな在宅医療長尾先生の本。
日本人は点滴が好きで、食べれなくなるとすぐ点滴する。周りが安心するから。
でも人間は必ずいつか死ぬし、死ぬ前はそんなに水分も食べ物もいらない。死ぬ過程で体が絶飲食しようとしてるだけのこと。
これじゃー死んでしまうと点滴を希望する。
もう死ぬ人に無駄に水分をいれると体は浮腫み水死体のようにパンパンに膨れ重たくなる。そして何より本人が1番辛い。辛いのにもう話せないからどんどん点滴される。そんな日本の終末医療に警鐘を鳴らす本。

まだ若くて、回復の見込みがある人ならいざ知らず
平均余命を超えてる人たちが亡くなるのを阻止することはできない…
私はそんな仕事をしてるので長尾先生を尊敬してる。
とても良い本だった。

↑私がふざけたトンチンカンな人間だと思ってる人は多いでしょう(笑)
でも真面目なときは真面目なのです。(笑)


ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 

さすがは東野圭吾。舞台はコロナ禍の日本のどこか。
殺された男性の娘と叔父が主人公。
叔父はもとマジシャン。ただマジシャンというよりは言葉を巧みに操る…
娘と叔父は2人で真犯人にだとりつこうとする。
面白すぎた。
またシリーズ化して欲しいな。
加賀さんが一応終了してるので新たなシリーズにして欲しい❤️
マスカレードも映画続編出るし東野圭吾って本当に天才だな。




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