超シマシマで良い柄です。
この鉢を手にしながら来歴を詳しく聞きました。
今は亡き業者さんから本物の「黒牡丹」として入手したそうです。
ところが育てていくうちに黒牡丹とは葉性が違うと思い、ラベルを「黒牡丹実生」と差し替えたそうです。
正直ものですね。
「これはおもしろい」と譲ってもらいました。
そして、会場をウロウロしていると庭師のTさんに捕まり「おう、見せろ。おし、見てもらえ!」とあちこちの業者さんに見せる羽目に
庭師のTさん「ほら、『黒牡丹』ではないとみんな異口同音だよ」
純ちゃん「『黒牡丹』として買ってはいないと言ったじゃないですか!」
庭師のTさん「じゃぁ、なんで買ったの?」
純ちゃん「うちの「黒牡丹」と比較するためです」
庭師のTさん「あんたも好きねぇ」とあきれられました。
さて、黒牡丹の実生か、あるいは慶泉...にしては柄が良すぎる。慶賀にしては...? 根色を確認してみたいです。
あなたは何者なのでしょうね。
実は「黒牡丹」の芽変わりだったりして
謎解きます。
02524XX黒牡丹実生?(こくぼたんみしょう?)(不明)【風蘭】【月型付け、泥軸、〓根、〓花】元の持ち主は「黒牡丹」として入手。しかし葉性が違うためにラベルを「黒牡丹実生」としたという。うちではラベルを特殊な字体を変えました。間違えたら大変です。黒牡丹でなくても良い木なので増えたら別銘を付けてあげたいですね。2024年10月19日、東洋蘭総合大展示会(ナイショ)。