大阪Lover

徒然日記

王者復活!

2014-07-07 09:43:27 | Weblog
世間はFIFAワールドカップの話題一色ですが、俺はそもそもサッカーには然程興味がないので、日本がグループリーグで敗退した後は、結果程度しかチェックしていません。
それよりもこの時期は、俄然ウインブルドンなのです。
昨日は、男子シングルスの決勝がありました。顔ぶれは、世界ランク2位で第1シードのノヴァーク・ジョコヴィッチ(セルビア)vs世界ランク5位で第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)。今大会は、若手が台頭著しい大会になっているが、6月のフレンチ・オープンに続いて、いわゆる「Big 4」と言われる4人(ジョコヴィッチ、フェデラー、A・マレー、R・ナダル)のうちの2人の顔合わせとなった。
ジョコヴィッチが優勝すれば2011年以来3年ぶり2度目、フェデラーなら2012年以来2年ぶり8度目の優勝となる。
第1セットは、お互いサービスキープが続く。今大会準決勝に初めて進出したミロシュ・ラオニチ(カナダ)のような、200km/hオーバーのサーブをバンバン繰り出すワケではないものの、コース・緩急を巧みに使い分け、サービスエースも続出(特にフェデラー)。サーブが返ってからも、ロングラリーになることは少なく、早い展開でのポイントが続いていく。
第1セットはタイブレークへ。ここは、試合巧者のフェデラーが制して、まずはセットカウント1-0とした。
第2セットも序盤はキープ合戦が続く。しかし第3ゲーム、フェデラーのサービスゲームをジョコヴィッチがブレークに成功し、そのまま押し切ってセットカウント1-1に。
第3セットもまたしてもキープ合戦からタイブレークへと展開し、今度はジョコヴィッチがTBを制して、セットカウント2-1とし優勝に王手をかけた。
圧巻だったのはここから。
勝負の第4セット。セットカウント1-2とされたフェデラーは序盤、集中力が途切れたかのような信じられないミスを連発する。第7ゲームを終わってジョコヴィッチが5-2とリードして、第8ゲームフェデラーのサービスゲーム。ジョコヴィッチがリードを広げ、ブレークチャンスとしてチャンピオンシップポイントを握るも、ここから踏ん張ったフェデラーが5ゲームを連取して、このセットを7-5で取り、セットカウント2-2のタイとした。
勝負はファイナルセットへ。
※但しこの時点で既に夜中の1時(日本時間)を過ぎており、俺は流石に寝ることにしました。
ファイナル第5セットも、やはりお互いのキープが続いたようだが、第10ゲームでジョコヴィッチがフェデラーのサービスゲームをブレークし、最終6-4で勝利!2度目のウインブルドンチャンピオンに輝いた。
この優勝によって、ジョコヴィッチは2013年9月以来の世界ランク1位に返り咲くことが確定。(前1位のナダルは今大会、ベスト16で敗退している)また、準優勝のフェデラーも、全豪で初優勝を果たしたS・ワウリンカを再び抜き去り、世界ランク3位に返り咲いた。(ワウリンカは準々決勝で、フェデラーに敗退)
今大会では、上述したように、ラオニチ、ナダルを4回戦で破ったキルジオス(豪)、昨年覇者のマレーを同じく準々決勝で破ったディミトロフ(ブルガリア)など、若手の台頭が顕著で、一気に世代交代が加速し、群雄割拠の時代に突入か!と思われたが、終わってみればやはり”Big 4”のうちの二人がワンツーフィニッシュ!まだまだBig 4の時代は終わっていないことを証明してみせた。
フェデラーは32歳ながら、昨今の不振を完全に脱却し、復活を印象付けた。
8月に行われるGS最終戦の全米オープン(ハード)が楽しみ!


ナダル↑

マレー↑

フェデラー↑

ジョコヴィッチ↑


なお、女子のシングルスを制したのは、チェコのペトラ・クヴィトバ。クヴィトバも、ジョコヴィッチと同じく2011年以来3年ぶり2度目の優勝。準優勝は、初のGS決勝に進出した、ユージェニー・ブシャール(カナダ)。ブシャールは20歳の新鋭で、カナダ人女子としては初のGS決勝進出者。

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