時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

謳歌するということ

2019年09月28日 | 日々の、あれこれ

 

 

謳歌する・・・という言葉がある。

例えば、「学生生活を謳歌する」とか「サラリーマン生活を謳歌する」など。

 

学生時代を謳歌する・・・ということは、どういうことだっただろう。

学生時代の私は、お金はなかった。でも、時間はあった。

その時間を趣味に費やすことができた。

でも、時間を趣味に費やすにはある程度のお金は必要だった。

なので、バイトをすることで、趣味・遊びに費やすお金を作っていた。

それでも、金銭的に十分とはいえなかった。

でも、余裕のあった時間を、限られた小金でやりくりし、友人と飲んだり、音楽をやったりしたことが、私にとっては学生時代を謳歌したということだったのだろうな・・・と今では思う。

小金を得るためにやっていたバイトもまた、謳歌の中のひとつの要素だったと思う。

バイト先の社員上司に、学生の身分では中々入っていけないような店にも連れていってもらえていたし。

ある意味、それも社会勉強にもなったと言える。

 

 

一方、社会人になると、学生時代よりは多少自由になるお金は増えたけど、その分時間がなくなった。

なので、サラリーマン生活を謳歌するということは私にとっては、数少ない休日を趣味の音楽活動に使ったり、仕事帰りに飲みに行ったりすることだったが、時間的余裕は少なかった。すくなくても学生時代よりははるかに。

そういう意味では、限られた時間を、学生時代よりは自由になったお金で、いかに有効に過ごすかとか、あるいはいかに仕事をうまく乗り切って達成感や充実感を味わうか・・・それが社会人生活を謳歌する・・ということなのだろう。

 

最強なのは、社会人としての経済状態で学生時代のような時間があることだろう(笑)。

 

まあ、社会人といっても色々な種類がある。会社勤めをしていると、自分の自由になる時間はどうしても少なくなる。

自営業であっても、それがお店経営だったりすると、休めば安むほど利益は減る。

学生時代の「時間的余裕」を持とうとすると、社会人としての経済状態を保つのは難しくなったりするだろう。

空いた時間で何かできる副業でもない限り。

 

そうなると・・過去に作った「作品」の著作権収入や、不動産収入などで暮らしていければ、ある程度上記の「最強」状況になれるかもしれない。

 

もっとも、著作権収入の場合、その対象になる「作品」は「著名な名作」でなければならない。

名作だけど収入につながらないとか、著名だが駄作だったりすると、著作権収入で暮らしていくのは難しいだろう。

もちろん、その「名作」を生み出す時の苦しさはあるだろうし、その過程では時には命を削るような努力・集中力は必要になるだろう。

でも、その努力の結果、「有名な名作」を生み出すことができて、しかもそれが年月を超えて愛されていくようになれば、著作権収入で暮らしていくこともできるかもしれない。

 

もっとも、「有名な名作」の場合、才能がないと生み出すことは難しい。

 

そうなると・・・不動産収入で暮らしていけるようになるのが、「時間」と「経済状況」の両立が可能な方法なのかもしれない・・なんて思ったりする。

 

ただ・・・不動産収入を得られるようになるには、その不動産を買う資金は必要になる。

 

すくなくても、十分に暮らしていけるレベルの不動産収入を得るためには、それに見合った不動産は必要。

 

仮に前述のような「有名な名作」作品で一発当てて、そのお金で「将来食いっぱぐれのない不動産」を得て、やがてその不動産収入で暮らしていく・・そんな感じだろうか。

 

この場合一番難しいのは、「有名な作品」を作り上げることだろうなと思う。

 

才能というものが仮にあったとしても、その才能が一生輝き続けるとは限らない。一過性で終わってしまう場合もある。

才能の持ち主というのは、あとからまた出てくるからね。

世の中の価値観の変化というものもあるし。

 

 

とりあえず・・・上記のことがかなってしまったら、「時間」と「経済的状況」を兼ね備えた状況になれるのだろう。

不動産収入には定年もないし。

仮に自身が健康体ではなくなってしまったとしても、入ってくる収入だし。

 

でも、甘い話ばかりでもなく、不動産の場合、それを維持・管理していくための資金はかかるということ。

築年数、最新の耐震対策、リフォームなどなど。

時には利用者からのクレームなどもあるかもしれない。

 

また、その不動産のある場所の環境変化も影響してくる。

昔は交通の便は悪くなかったのに、いつのまにか商店街はさびれ、交通手段が廃止されたり,便が縮小されてしまえば、その地域の人口は減る。

その結果その町が寂れていけば、不動産収入にも陰りは出るはず。

借り手が契約更新せずに出ていった後、中々次の入居者が現れなかったりすれば、当然不動産収入は目減りしていくわけで。

 

まあ、このへん考え始めたらきりがないのではあるが・・(汗)。

 

 

となると・・・

 

どこかに、当たりの宝くじでも落ちていないかな(笑)。

 

・・・なんか、一番当たり障りのない結論になってしまった・・。

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (中森勇斗(なかもり・ゆうと))
2019-09-28 21:32:12
そうですねえ、、、、、
「謳歌する」と言う意味は、
「みんなそろって大声で歌う」という意味らしいですが、それから転じて、
「おおいに楽しみ喜び満足する」という意味でもあるらしいです。
まあ、若くして芸能界にデビューし、歌ったり踊ったりしている人は、ずばり文字どおり、青春を「謳歌」しているわけですが、
はたして本当は、どうなんでしょうね。?

ぼくは、振り返って見ましても、学生時代・青春時代を「謳歌」したとまではいかないですね。
あの時、もっとやるべき事があったんじゃないか?と、今でも思います。
でも、考えようによっては、結局、ああいう生き方しかできなかったし、あれで、まあまあ良かったんじゃないか、とも思いますね。
ただし、ぼくは、まだまだ「青春時代の続き」を生きてるとおもってますから、(笑)、今後、青春を謳歌するチャンスが有るかも知れません。
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Unknown (だんぞう)
2019-09-28 23:15:38
謳歌する、、は、充実した時間を過ごす、、、そんなニュアンスで考えてました。

若い芸能人は、そういう意味では青春を謳歌してると言えそうですね。
ただ、芸能界は合う合わないもはっきりしてるようですし、辛いダークな部分もあるでしょう。なので、先はわからないですね。


生きてれば、あの頃こうしておけばよかった、、そんな思いは多かれ少なかれ誰にもあるのではないでしょうか。

私にもいくつもありますよ。

青春時代の続き、、、いいですね。
その気持ちがあれば、人生を謳歌していけると思いますよ。
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Unknown (鮎川愛)
2019-09-29 16:46:54
だんぞうさんは、充分に人生を謳歌していらっしゃいますよ。

幾星霜を経て「日本列島全制覇」を成し遂げられたこと、記憶に新しいでしょう。

いくらお金や時間に余裕がある者でも、めったに成し遂げられる事ではありません。

しかし「謳歌する」とは、個々人によって、価値観によって、全く違いますよね。

特に華やかな生活をしているわけではないけれど、素朴な田舎でのんびりと暮らすことも「人生謳歌」と言えるでしょう。


「人生謳歌=幸福は人によって千差万別」ですね。

私も、久しぶりに九州の田舎に帰って、しばらくゆっくりしたい。

でも仕事で時間がない…。

人生謳歌とまでは言わないけれど、充実しています(笑)
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Unknown (だんぞう)
2019-09-29 20:22:40
日本全都道府県完泊は、それこそ何十年もかかりましたからね(笑)。
若い頃は、そんなテーマは考えてはいなかったんですが、近年まだ未泊の都道府県の数が少なくなってることに気づいてから、掲げるようになったテーマでした。


九州は、ちと遠いですよね。
関東からは気軽に行ける距離じゃないですし、決断しないとなかなか行けないかもです。
だからこそ、行けたら暫くゆっくりできるといいですね。
ご自身の田舎なら、なおさらです。
返信する

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